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1-1.元旦

茅ヶ崎海岸ヘッドランドビーチ
 ⇒神奈川県茅ヶ崎市東海岸南

2022年1月1日【元旦】(Sy)

好天気が続く関東平野では、見事な初日を見ることができた。早朝に起きることができなかった長男と次男を残し、参男と海岸まで初日の出を拝みに出かけた。

1-2.初詣

湯島天満宮(湯島天神)
 ⇒東京都文京区湯島

2022年1月2日(FuRySy)

学問の神様‘菅原道真‘が祀られている「湯島天満宮」に長男建っての希望で初詣に出かけた。友人の合格を祈願するのだそうだ。境内には、合格祈願の絵馬が所狭しと吊されていた。

豆知識.「シャコバサボテン(蝦蛄葉仙人掌)」は、サボテン科スクルンベルゲラ属に属する森林性樹上着生生活するサボテンの一種。冬場に開花することから、‘クリスマス・カクタス’とも呼ばれている。

2.いちご狩り

すぎやまいちご園

2022年1月9日(whole)

家族が全員揃って‘いちご狩り’に出かけるのは、6年振りのことで偶然なのかもしれない。小さかった‘チビ達’も、皆、大学生となり大きくなった。
好評となっている‘食べ比べ’では、13種類の苺が楽しめた。家族の好みは、小生が【桃色章姫】・女房ちゃまが小父さんお勧めの【桃薫】・長男が【さちのか】・次男が小父さん吃驚の【もういっこ】・参男が【あまえくぼ】となった。
神奈川県で作られた新品種【かなこまち】の評判は上々、定番の【紅ほっぺ】は相変わらず美味い!

3.1/4百名山
 〜雪の雲取山と雲取山荘〜

小袖乗越(720m)[7:30]→(登リ尾根)→マムシ岩(1440m)[9:50]→(下の巻道〆)→ブナ坂(1650m)[10:45/11:00]→五十人平→小雲取山(1937m)[12:05]→雲取山〆(2017m)[12:30/13:00]→ 雲取小屋〆(1840m)[13:30/7:30](小屋泊)→雲取山〆[8:05/8:20]→(石尾根縦走路〆)→ヨモギノ頭(1813m)→ブナ坂[9:35]→七ツ石山(1757m)[9:55]→七ツ石小屋[10:20/10:35]→マムシ岩[10:55]→仝[12:30] 地図

2022年1月10日【成人の日】〜11日(solo)

「日本百名山」とは、文筆家で登山家だった深田久弥が実際に登頂し選んだ100座の山岳随筆集。賛否両論はあるが、山登りを始めた人が一度は目指す100座では無いだろうか。
小生は、時間的にも体力的にも100座は無理であろうから、半分の50座を目指すことにした。そして今回が“1/4百名山”となる25座目となった。
「雲取山」は、標高2017.1mで東京都の最高峰である。2年前から山小屋1泊の登山を計画していたのだが、Covid-19の影響で県境超えの移動制限や山小屋の宿泊制限に駐車場の閉鎖などのため予定を延期してきた。
Covid-19が再び増加傾向なのが心配だが、平日(人が少ない)に休みが取れたので計画を実行することにした。

出発日の天気は上々で青空が見えていたが、天気予報によると‘二つ玉低気圧’が発達しながら接近中とのことであった。
緩い傾斜の尾根を登り、マムシ岩で巻道へ進むと滝が凍り氷瀑となっていた。石尾根縦走路は晴れて見晴らしが良かったものの、雲取山は直前で雲に覆われてしまった。
雲取山荘の宿泊受付が14時からなので一寸待たされた。部屋に入ると吃驚仰天。四人部屋の個室なのだが真ん中に炬燵があって暖かい。宿泊は、小生を含めて二人だった。
翌日は朝から雪が降り、時々吹雪いていた。雲取山山頂を経由して下山開始。尾根道は雪に覆われ白一色に変わっていた。途中で七ツ石山に登り、七ツ石小屋で珈琲を頂いた。マムシ岩を過ぎると雪は雨に変わっていた。

4.ポンタ君の被り物

2022年1月19日

ポンタオリジナルグッズで頂いた‘ポンタ君’の縫い包みに、猫の被り物(きせかえポンタ)を着せてみた。手と足の肉球も付いていて滅茶苦茶可愛いぞ!

参照.〔「ニャーニャ」がお家にやってきた〕2009/9/27,〔中秋の名月〕2013/9/19,〔さよなら「にゃあ介」〕2015/12/28,〔「にゃあにゃ」のキャンプデビュー〕2015/5/4-5,〔「にゃあにゃ」の誕生日〕2020/7/16, 〔「みたま」がお家にやってきた〕2020/9/22,〔中秋の名猫〕2020/10/1,〔「ちくわ」がお家にやってきた〕2020/11/3,〔我が家の可愛い‘箪笥猫’〕2021/5/10,〔Hallowe’en〕2021/10/31,〔Merry Christmass〕2021/12/24

5.祝!…10000q
 〜ジムニーシエラ、これから頑張るぞ!〜

2022年1月20日

昨年の10月に納車された「スズキ ジムニーシエラ」の走行距離が10000qとなった。4500qからのスタートだったので、年間2万qのペースで走っていることになる。
オフロード志向の強い車なので、山道・林道をガンガン走って往こうか!

6-1.氷瀑

払沢の滝
 ⇒東京都西多摩郡檜原村

2022年1月22日(solo)

寒波到来で4年振りに払沢の滝が凍り、氷瀑が見れそうとのことだったので、朝一番乗りを目指して出発した。
4年前は完全に結氷(100%)したのだが、今期は何処まで凍るのだろうか。訪れた日は、氷結率70%であった。

駐車場脇にある水洗トイレに設置された便器の水が凍ってしまってさぁ〜大変!

6-2.御岳登山鉄道 〜御岳山を経て大岳山へ〜

滝本駅〆[8:10]⇒(御岳登山鉄道)⇒御岳山駅(820m)[8:25]→御岳山(929m)[8:50]→長尾平展望台[9:10]→鍋割山(1084m)→ 大岳山(1266m)[11:05/11:25]→芥場峠→綾広の滝〆→ロックガーデン[12:35/12:55]→御岳山駅[13:40]⇒仝[13:55] 地図

2022年1月22日(ditto)

4年前に雪の‘ロックガーデン’を歩いた記憶の残っている御岳山から奥多摩三山の一つである大岳山まで足を伸ばした。
御岳登山鉄道の駐車場に車を止めケーブルカーを利用した。御岳山と鍋割山を経由し岩場を登って大岳山に到着。天気が良く富士山を含めた山々の眺望は素晴らしかったが、登山者の多さには閉口した。

7.大山巡り 〜大山から三峰山へ〜

大山ケーブルバス停[4:55]→阿夫利神社〆→大山(1252m)[7:20/7:55]→〆→唐沢峠[8:55]→三峰山(934m)[10:15/10:35]→物見峠[11:30]→煤ヶ谷バス停(140m)[12:30] 地図

2022年1月29日(solo)

大山から三峰山へ足を伸ばした。此のルートは、人気の少ない痩せ尾根が続き、踏み跡も薄くルートファインディングが必要となるので注意が必要だ。大山山頂は、広場の整備工事中!
登口と降口が異なるのでその間はバスと電車を乗り継ぐこととなり、バスの待ち時間に「道の駅_きよかわ」で食べた‘清川恵水ポーク’を使ったしょうが焼き定食が旨かった。

8.両神山
 〜なんてこったい! ブーツを忘れてしまった!〜

白井差(850m)[7:25]→大又→オオドリ河原(1150m)→(水晶坂)→ブナ平(1370m)[8:55]→両神山〆(1723m)[9:50/10:25]→昇竜ノ滝〆→仝[12:05]

2022年2月2日(solo)

平日に休みが取れて天気も良さそうなので、秩父三山の一つである「両神山」に登ることにした。
初めは八丁尾根という最難ルートを登る予定だったのだが、この時期は凍結が心配なので、山頂まで最短で登れるという“白井差(しらいさす)新道”を使うことにした。

白井差新道は私有地に造られた珍しい登山道で、山中豊彦氏によって整備・管理されている。入山料という形で、壱千円の環境整備費を支払うことになっている。
圏央道を下りて長い一般道と林道を走り登山口に到着。山中氏の登山道の説明を聞いて準備開始すると大変なことに気づいた。靴が無い…撤退を決意した。 帰る旨を伝えに行くと、‘亡くなった親父が買った靴なんだけど誰も使う人がいないので是非使ってくれ’と言われ、まだ値札の付いていた靴をお借りし山頂を目指すことに決めた。
昇竜ノ滝の少し上で川が分かれているが、そこより上流では水が略(ほぼ)完全に凍りつき渡渉時にはツルツル滑るぞ。
両神山のあまり広くない山頂は、小生の貸し切りで青空が広がっていた。下山後は、山中氏が経験した山の話に聞き入ってしまった。

9.節分
 〜恵方巻きを食べよう!〜

2022年2月3日【節分】

昨年は124年振りとなった2月2日の節分であったが、今年は2月3日に戻った。
COAPの‘海鮮恵方巻ハーフ3種’を予約した。[まぐろ恵方巻]・[紅ズワイがに恵方巻]・[海鮮恵方巻]があって楽しいぞ…紅ズワイがには食べにくそうだ。
今年の方角は北北西。笑いながら食べる地域もあるらしい…今度やってみようか?

10.丹沢雪中行運
 〜新雪と雲海に覆われた丹沢山塊は日本晴れ〜

表丹沢県民の森[4:40]→二俣[5:05]→(小丸尾根〆)→二俣分岐〆[8:40]→金冷シ[9:25]→塔ノ岳〆[9:50/10:30]→二俣分岐[11:10]→二俣[12:40]→仝[13:05]

2022年2月11日【建国記念の日】(solo)

関東地方の平野部で積雪の予報があり、首都高速では‘計画的・予防的通行止’めが実施されるとのことだった。登山口までたどり着けるかが心配だったけれども、雪山を目指して丹沢に向かった。

神奈川県の平野部には積雪は殆ど無く、駐車場へは難なく到着。昨日降った雪(雨)は既に止み雲間から星が見えていた。
歩き始めて程無い西山林道には雪が残り、小丸尾根に入ると登山道は完全に雪に覆われていた。標高700m付近で踝(くるぶし)程の深さとなりチェーンスパイクを装着。 標高1000mの小丸台?付近では脛(すね)の深さとなり、標高1350mの二俣分岐では太股(ふともも)となり、深いところでは腰まで沈んだ。 時計を見て吃驚だった。小丸尾根を登るのに、3時間半を超える何時もの2倍近い時間がかかっていた。
踏み跡の無い新雪に足跡をつけて往くのは滅茶苦茶気持ちが良いけれども、大変に疲れるし時間もかかる。注意しないと戻れなくなる可能性すらあるという教訓を学んだ。
青空の下で新雪と雲海に覆われた丹沢山塊は神秘的だった。

11.河津桜 〜メジロを追って〜

青野川沿いの桜並木
 ⇒静岡県賀茂郡南伊豆町

2022年2月19〜20日(Fu)

「河津桜」を愛でに南伊豆へ出かけた。今回は日帰りの電車旅行ではなく、車を利用して‘休暇村_南伊豆’に1泊することにした。今年は寒い日が続いているようで、桜の開花がかなり遅れているらしい。

参照.〔河津桜〕2014/3/12,〔河津桜〕2018/2/25
追伸.北京オリンピックで日本は、史上最多となる金3個・銀6個・銅9個のメダルを獲得した。

河津川沿いに850本、全体で8000本あるという河津町へ向かったものの、桜は1〜2分咲き程度であった。
休暇村がある南伊豆町の青野川沿いには、4.2qで800本の桜は見頃を迎えていたのだが、天気に恵まれずライトアップは土砂降りとなってしまった。ところが、翌日には青空が広がり、河津桜の濃いピンクと菜の花の黄色に青空とのコラボレーションを見せつけてくれた。

豆知識.「メジロ(目白)」は、スズメ目メジロ科に分類される鳥類。スズメよりも小さく、緑かがった背と暗褐色の羽根を持ち雌雄同色である。目の周囲の白色部(アイリング)が和名の由来となっている。 花の蜜を好むことから‘はなすい’などの地方名があり、早春には梅の花を求めて集まってくる。メジロが樹上に押し合うように並ぶ事から、大勢が混み合う事を“目白押し”と言うのだそうだ。

12.福寿草
 〜野草を探してショートトレイル〜

疎林広場(480m)[7:00]→山居広場(フクジュソウ園)[7:10/7:45]→両神神社奥社→四阿屋山〆(771m)[8:30]→フクジュソウ園[9:20/9:50]→仝[10:00]

2022年2月23日【天皇誕生日】(solo)

春を告げる野草で知られる“福寿草”を求めて、両神山の項(うなじ)にある「四阿屋山(あずまやさん)」に登ることにした。
フクジュソウ園から山頂へ向かう北斜面には雪が残って凍結しており危うく滑落するところであった…侮ってはいけないぞ!

4時間以内の山歩きを‘ショートトレイル’とすることに決め、花を探しながらゆっくりと登山することにした。
気温-5℃の駐車場から10分ほどのところに‘フクジュソウ園’がある。朝早いためか花の閉じた福寿草を横目に登山開始。両神神社奥社を過ぎると雪が残り、ツルッと滑って吃驚!
下山してきた頃には、福寿草の花が好い感じで開き、光を集めて輝いていた。

豆知識.「フクジュソウ(福寿草)」は、キンポウゲ科フクジュソウ属の多年草。春を告げる花の代表で、ガンジツソウ(元日草)の別名がある。毒草であるが、芽を出す頃はフキノトウに間違えやすく、若葉はヨモギに似ている。 花は花弁を使い日光を中心に集めて虫を誘引するため、太陽光に応じて開閉する。

13.湯河原梅林
 〜幕山を往復したショートトレイル〜

幕山公園[6:30]→湯河原梅林[6:45/7:15]→(登山道〆)→幕山〆[8:00/8:25]→梅林〆〜お休み処[9:00/9:50]→仝[10:10]

2022年2月27日(FuSy)

春の兆しのためか暖かい日が続き、湯河原梅林では梅の花が見頃を迎えたようなので、女房ちゃまと参男を連れて花見と幕山登山に出かけた。

山肌に4000本で30種類の梅が植えられている湯河原梅林は、紅梅や白梅が花開き見事であった。場所によっては蕾が目立つところもあり、長い期間で花を楽しめるのだろう。
梅林の中腹で目を引く“輪違い(りんちがい)”は、白梅と紅梅が一枝に咲く品種で“思いのまま”の別名がある。
梅林最高地点から登山開始。途中の東屋(あずまや)で休憩をとり、ゆっくりと山頂を目指した。風が強くて山頂に長居はできなかったが、眼下に見える真鶴半島は太陽の光に包まれ奇麗だった。
追伸.西湘バイパスリニューアル工事が行われており、湯河原から小田原までの国道135号線は大渋滞であった。

14.彩られた空中道標
 〜予想外の出来事が多かった檜岳(ひのきだっか)〜

寄大橋(420m)[5:25]→(崩落〆)→釜場平[6:55]→(橋倒壊〆)→(寄沢〆)→雨山峠(950m)[8:05/8:25]→雨山(1176m)[9:10]→檜岳〆(1166m)[9:50/10:25]→伊勢沢ノ頭(1177m)[10:55]→秦野峠[11:35]→林道秦野峠(760m)[12:05]→仝[13:10] 地図

2022年3月5日(solo)

雨山峠から雨山と檜岳(ひのきだっか)を超えて秦野峠へと歩いた。寄大橋から尾根を歩いて一周するというルートなのだけれども、予想外の出来事が幾つかあって一寸した吃驚の連続だった。

@釜場平の手前で崩落があり、辛うじて木の根で登山道が維持されていた。極めて危険で何時か崩落しそうだが、そもそも通行止め区間なので細心の注意と覚悟が必要。
A木橋が倒壊していた。ロープで沢まで降りるようになっているが、何とか橋も渡ることが出来そうだ。
B道迷いが多いのだろうか。道標が鮮やかな旗で飾られていた。此なら見逃すことは無いだろう。
C尾根の気温は0℃で、北斜面には雪が予想以上に残っていた。スパイクが必要な程ではなく、雪上散歩を楽しんだ。
D伊勢沢ノ頭で枯れ枝から煙が出ていた。原因ははっきりわからないが、煙草か何かだろうか。心配なので水をかけて煙を消しておいた。
E秦野峠の先で木橋が半壊しており、静かに上手に渡らないと崩れ落てしまう。

15.偕楽園

偕楽園公園(常磐公園) ⇒茨城県水戸市見川町

2022年3月12日(FuSy)

「偕楽園」へ昨年訪れたときには、梅の花は未だ三分咲きと一寸早すぎたので、今年は見頃を迎えるまで待ち、2月に自動車免許を取得したばかりの参男の運転で、女房ちゃまと一緒に3人で出かけた。
開園直後の6時過ぎに到着し、偕楽園・好文邸・弘道館を見て回った。梅の花は開花情報どうり見頃を迎えていて、奇麗に咲いていた。
参照.〔水戸_偕楽園〕2021/2/20

16.休暇村_富士

足跡:→富士山本宮浅間大社→富士宮やきそば_うるおいてい→まかいの牧場(ジェラート)→《休暇村_富士》⇒音止の滝→白糸の滝→道の駅_朝霧高原→

2022年3月18〜19日(whole)

春休みということで、比較的近くて訪れたことの無い「休暇村_富士」への1泊旅行を計画した。長男も現地で合流することとなり、半年ぶりの全員が揃う家族旅行となった。
大人4人を乗せて、軽自動車の‘Canbus君’が茅ヶ崎を出発した…此から箱根越えだぁ〜!

富士山本宮浅間大社でお参りをし、近くにあって人気が高くテレビでもよく紹介されている“うるおいてい”で富士宮やきそばを堪能した。もっちりとした食感で美味しかったが、子供達の好みではないようだ。
「休暇村_富士」の部屋からは、雄大な富士山と田貫湖に映る逆富士が窓の外に広がっていた。“するがの国SPビュッフェ”は、美味しくて食べ過ぎてしまい、お腹がはち切れそうだった。
「白糸の滝」では、子供達が滝壺の縁まで躊躇なく侵入…何と元気なことか!
参照.〔浅間大社〕2019/12/15
追伸.3月16日23時36分に福島県沖を震源とするM7.4の地震が発生した。最大震度は6強で東北新幹線が脱線し、東北自動車道・常磐自動車道では大きな亀裂が生じた。

17.小雪舞う大山山頂は工事中

阿夫利橋[5:35]→(女坂)→(表参道)→大山{7:50/8:20]→(かごや道)→阿夫利神社[9:15/9:45]→(女坂)→仝[10:25]

2022年3月21日【春分の日】(solo)

春分の日に春を求めて大山へ登ったのだが、工事中の山頂には小雪が舞っていた。阿夫利神社にある‘伊勢原大山茶屋処さくらや’さんで休憩し、饂飩と豆腐を頂いた。

豆知識.「ニホンリス(日本栗鼠)」は、齧歯(げっし)目リス科リス属に分類される。夏毛は赤褐色だが、冬毛は灰褐色で耳介の毛が伸び目の周囲が白くなる。

18.鍋割山巡り
 〜ウシロ沢左岸尾根ルートとウシロ沢右岸尾根ルート〜

寄大橋[5:45]→(ウシロ沢左岸尾根〆)→後沢乗越[7:25]→鍋割山[8:25]→1000m地点[8:50]→(ウシロ沢右岸尾根〆)→仝[10:35] 地図

2022年3月26日(solo)

鍋割山には、地図に記されていない登山ルートが数多くある。バリエションルートと呼ばれているものだが此が面白い。

寄大橋から鍋割山へ‘ウシロ沢左岸尾根’から‘ウシロ沢右岸尾根’へと巡ってみた。どちらも林道作業用の管理経路であり、普通の登山道よりよく整備されていた。
‘ウシロ沢左岸尾根ルート’は、初めは沢に沿って登り途中から左岸尾根に取り付く。沢の辺りはかなり険しいのだが、作業用の足場に使われる単管パイプでガッチリと整備されていて、まるでアスレチックをしているようだ。
‘ウシロ沢右岸尾根ルート’は、鍋割尾根の通称1000m地点にある作業用モノレールの終点からモノレールに沿って降る。吃驚するような急勾配をものともせずにレールは設置されていて感心させられてしまった。そのレールを何度か跨ぐのだが、足の短い小生には辛いぞ!

19.鎌倉_源氏山公園 〜大仏ハイキングコース〜

足跡:→檀葛(だんかずら)→鶴岡八幡宮→寿福寺〜源実朝・北条政子の墓→化粧坂の切通〆→源氏山公園〜源頼朝の像→(大仏ハイキングコース)→Cafe terrace樹ガーデン→元祖鎌倉うどん_美水→鎌倉豊島屋本店(鳩サブレー)

2022年4月2日(Fu)

桜が満開とのことで、鎌倉へ出かけた。大河ドラマ“鎌倉殿の13人”の影響なのか、7時前にもかかわらずかなりの人出だった。化粧坂の切通から源氏山公園へ登り大仏ハイキングコースを女房ちゃまとゆっくり散策した。

女房ちゃまが楽しみにしていた“Cafe terrace 樹(いつき)ガーデン”は、ハイキングコースの途中にあり、‘天空のテラス’と称される隠れ家のような店。クロワッサン・サンドイッチのセット・フルーツハーブティー・コーヒーゼリーを注文した。
参照.〔若宮大路の檀葛〕2017/4/10

豆知識.「ハナカイドウ(花海棠)」は、バラ科リンゴ属の耐寒性落葉高木。ハナカイドウは桜が咲き終わる頃、短枝の先に淡紅色の花を4〜6個垂れ下がって咲かせる。
「シャガ(胡蝶花)」は、アヤメ科アヤメ属の多年草。中国原産でかなり古くに日本に入ってきた帰化植物。三倍体であるため種子が発生しない。故に、日本に存在する個体は全て同一の遺伝子を持ち、分布の広がりは人為的に行われたと考えられる。

20.三浦アルプス
 〜春の花を探して森戸川をショートトレイル〜

川久保交差点(20m)[6:20]→(森戸川〆)→二子山(207m)[8:50/9:10]→阿部倉山(161m)[9:35]→仝[10:00]

2022年4月9日(solo)

昨年“ウラシマソウ”を探して歩いた「三浦アルプス」の森戸川の周辺を春の花を探してショートトレイルした。
森戸川を過ぎて、二子山から阿部倉山までは急な登り降りが繰り返すので一寸大変だ。

森戸川のルートは一部が川の浅瀬に沿って設けられている。せせらぎではキセキレイ(cf.2021/7/18)が、楽しげにチョンチョンと飛び跳ねていた。

豆知識.「ヤマブキ(山吹)」は、バラ科ヤマブキ属の落葉低木。黄金色の花をつけ春の季語となっている。和名は、しなやかな枝が風に揺れ動く様子を表した‘山振り’が転訛したもの。花には一重咲きのものと八重咲きのものとがある。
「キランソウ(金瘡小草)」は、シソ科キランソウ属の多年草。根が土面に張り付くように放射状に広がる様からジゴクノカマノフタとも呼ばれ、様々な病気の薬草としての効能からイシャゴロシの異名もある。

21.小草平尾根
 〜柵(しがらみ)からの脱却〜

表丹沢県民の森[5:10]→二俣[5:30]→無名滝〆→小草平[7:10]→(大倉尾根)→塔ノ岳[8:30/8:50]→花立山荘[9:10/9:30]]→小草平[9:55]→(小草平尾根〆)→(崩落〆)→仝[11:50]

2022年4月10日(solo)

昨年の秋に小草平尾根を歩いた際に滑ったらヤバそうな崩落場所に気づいた。それ以前は気に止まったことがなく、その場所以外は全く危なげでないことから、油断したら極めて危険と感じていた。

今年の1月に小草平尾根で滑落死亡事故が起きた。事故現場と崩落場所が同じなのかはわからないものの、一寸足が竦(すく)んでしまうので近づかないようにしていた。
柵(しがらみ)を断ち切るために、小草平尾根を往復することにした。安全を期して、天気の良い昼間に崩落場所を越えた。登山道は一見すると大丈夫そうだが、抉(えぐ)れるように崩落していて滑ったら谷底まで止まりそうにない。危険が何処にでもあることに改めて気づかされた!

豆知識.「ヤマルリソウ(山瑠璃草)」は、ムラサキ科ルリソウ属に分類される多年草。和名は山に生息し瑠璃色の花を咲かせることに由来。学名には中央が凹となることから‘へその形をした’という意味がつく。

22.アセビのトンネル

天城縦走登山口(1040m)[6:00]→四辻(万二郎岳登山口)[6:15]→万二郎岳(1299m)[7:15]→馬の背→石楠立[7:55]→万三郎岳〆(1405m)[8:30/8:45]→(シャクナゲコース〆)→四辻[10:30]→仝[10:45] 地図

2022年4月17日(solo)

‘アセビのトンネル’で知られる天城山に登った。アセビの花は彼方此方で咲いていて奇麗だったが、トンネルとされる万二郎岳と万三郎岳の間の馬の背付近では今一つだった。
シャクナゲコースでルートを見失い急な岩場を降りる羽目になってしまった…情けない!

23.お疲れ様CanonPowerShotG3X
 〜長尾尾根からケヤキ沢線を歩いた〜

札掛[5:45]→(巻道〆)→長尾平?[8:15]→(長尾尾根〆)→新大日[9:25]→塔ノ岳[10:15/10:40]→新大日→ケヤキ沢分岐〆(1230m)[11:30]→(ケヤキ沢線〆)→林道出合(700m)[13:15]→仝[14:05] 地図

2022年4月23日(solo)

橋の崩落で通行止めだった’長尾尾根”が整備され通れるようになった。崩落した橋は修復されず高巻道が造られ、新大日直下の急登坂に奇麗な木階段が設置された。
境沢林道と尾根とを結ぶ登山道は廃道となり、新しく“ケヤキ沢線”が上級者用に整備されていた。

“Canon Power Shot G3X”は、雨降りの白鷺城を女房ちゃまと見に出かけるのに合わせて、発売日(2015年6月25日)に購入したカメラ。最強のアウトドアカメラとの評判もあり、小生のアウトドアに於いて大活躍することになった。
平成28年頃から始めた山登りではメインカメラとして使いまくり、令和2年より始めた‘野山に咲く花’の撮影なども行った。山中に置き忘れたカメラが見つかり感涙したこともあった。
最近になって、液晶モニターが写らなくなり撮影に支障をきたすため、引導を渡すこととなった…長い間ありがとう。“Canon Power Shot SX70HS”にバトンタッチ!
参照.〔白鷺城〕2015/6/26-27,〔カメラが無い〕2020/11/23

豆知識.「ヒガラ(日雀)」は、スズメ目シジュウカラ科で、スズメやコガラより小さく日本のカラ類の中では最小の種。頭頂は黒い羽毛で覆われ、頬から後頸にかけて白い斑文が入る。

豆知識.「ミツバツツジ(三葉躑躅)」は、ツツジ科ツツジ属の落葉低木。花は葉が出る前に咲き、枝先に3枚の葉をつけるのが特徴である。近隣のミツバツツジ類の総称でもあり、粉らわしいためホンミツバツツジとも呼ばれる。
「ツルシロカネソウ(蔓白金草)」は、キンポウゲ科シロカネソウ属の多年草。単にシロカネソウとも呼ばれ、本州の低山帯で落葉樹林の林床に生育する。イチリンソウ属にはない燈黄色の花弁を持つ。
「ヒトリシズカ(一人静)」は、センリョウ科チャラン属に属する多年草の1種。茎の先端付近に4枚の葉が輪生状につき、中央から、白いブラシ状の花序が1本伸びる。花には花被がなく3本の雄しべが白く目立つ。
「エイザンスミレ(叡山菫)」は、スミレ科スミレ属に分類される多年草で日本の固有種。和名は比叡山に生息することに由来している。葉が3つに深裂し鳥足状になるのが特徴。

24.沼津アルプス 〜1年振りの横濱登山隊〜

多比バス停(10m)[8:45]→多比口峠→大平山(356m)[9:45]→多比口峠→多比峠→鷲頭山(392m)[10:55/11:40]→志下峠→公会堂前バス停[12:40] 地図

2022年4月29日【昭和の日】(team)

1年振りに横濱登山隊と「沼津アルプス」に出かけた。
「沼津アルプス」は、香貫山・横山・徳倉山・鷲頭山・大平山と続く山稜を地元愛好会が整備し名付けた。標高は高くないものの起伏が激しいことで知られている。

豆知識.「マルバウツギ(丸葉空木)」は、アジサイ科ウツギ属の落葉低木。葉が丸いウツギで別名はツクシウツギ。

25.CanonPowerShotSX70HSバージンショット
 〜GWに出かけた清里の飯盛山(めしもりやま)〜

井沢峠〆(1450m)[8:35]→飯盛山〆(1643m)[9:40]→平盛山→平沢山(1653m)→仝[10:55]

2022年4月30日(FuSy)
宿泊:ペンション_上昇気流

ゴールデンウィークの休みに女房ちゃまと参男を連れて、清里へ1泊旅行に出かけた。
ペンション上昇気流に素泊まりし、昼はアフガンのヘーコンエッグカレーを食べ、夜はロックでカレーとビールを頂いた。

「飯盛山」は、山頂からの眺めがよく野草の花が楽しめることで人気がある。‘中央分水嶺’上にあり、北斜面に降った雨は日本海側河川の千曲川に流れ、南斜面に降った雨は太平洋側河川の釜無川に流れる。 風が強くて滅茶苦茶寒かったが、空は良く晴れ渡り、雪を被った八ヶ岳や中央アルプスに富士山までもが青空に映えていた。
愛用してきた“CanonPowerShotG3X”に代わり、“CanonPowerShotSX70HS”を持ち歩くことになった。良くなった所も悪くなったところもあるが、パノラマ写真を撮れるようになったことは嬉しい!

豆知識.「クサボケ(草木瓜)」は、バラ科ボケ属の落葉低木。ボケの野生種で、山野や川の土堤のほか陽当たりのよい草むらなどに生える。

26.アカヤシオを探して
 〜赤城山のアカギツツジ(アカヤシオ)〜

利平茶屋森林公園(1020m)[5:55]→(バリエーションルート〆)→駒ヶ岳〆(1685m)[8:55]→鳥居峠〆(1390m)[9:40/10:10]→赤城山御神水→仝[11:10] 地図

2022年5月3日【憲法記念日】(solo)

“アカギツツジ”とも呼ばれる“アカヤシオ”を探して赤城山へ向かい、利平茶屋森林公園から駒ヶ岳を目指した。
駐車場脇の林道を上り始めたのが間違いでルートから外れてしまった。登山口が違ったのだが、登れそうな斜面から強引に尾根に取り付いた。

怪我の功名というか取り付いた尾根はバリエーションルートなのだが、アカヤシオが彼方此方に咲き誇り、またトンネルの様にもなっていて超〜素晴らしかった。
駒ヶ岳の山頂付近は風が強く雪が残っていた…寒〜い!
鳥居峠のレストハウスで、噂の‘鍋割山ラーメン〜秘伝の特選みそ味〜’を頂いた。鍋に入った真っ赤なスープが特徴で、とっても美味しかった。

豆知識.「アカヤシオ(赤八潮)」は、ツツジ科ツツジ属の落葉低木で、ヤシオツツジの一種。ヤシオツツジにはアカヤシオ・シロヤシオ・ムラサキヤシオがあり、葉が枝先に5弁輪生状に付けることからゴヨウツツジ(五葉躑躅)とも呼ばれる。
野山の躑躅は、ミツバツツジ→アカヤシオ→トウゴクミツバツツジ→シロヤシオ→ヤマツツジ→レンゲツツジの順に咲く。

27.春の義理(コイワザクラ)

西丹沢自然教室[4:30]→用木沢出合〆→犬越路[6:30/6:55]→小笄→大笄〆→檜洞丸〆[9:50/10:30]→ゴーラ沢出合[11:50]→仝[12:35]

2022年5月4日【みどりの日】(solo)

“コイワザクラ”を見るという「春の義理」を果たすために、その群生地があるといわれる檜洞丸に登った。
「春の義理」とは、川端康成の小説“古都”の一節‘御室の桜も、一目見たら春の義理が済んだようなもんや’に出てくる。

用木沢出合を過ぎた所に堰堤(せきてい)を超えるための鉄骨製の橋がある。此の橋がなければ此のルートは廃道となると思われるのだが、橋の一部が巨石の落石にて破壊されていた。現在は通行止めのルートであり、修理されるのか心配である。
犬越路から檜洞丸の尾根路にある小笄と大笄の岩場に“コイワザクラ”が群生し、ピンクでハート型の花弁が可愛いかった。

豆知識.「コイワザクラ(小岩桜)」は、サクラサウ科サクラソウ属の多年草で日本固有種。紅紫色の花弁は5裂しさらに先が浅く2裂しており、5枚のハート型の花弁様に見える。 桜に似た花が岩場に咲くことが和名の由来。環境省によりレッドリストの準絶滅危惧種(NT)の指定を受けている。

28.早朝江ノ島散歩

2021年5月5日【こどもの日】(Fu)

GWの大混雑を予想し、人出の少ない早朝に江ノ島へ散歩に出かけた(22時から5時までは一般車両は進入禁止)。
「片瀬江ノ島駅」は、小田急電鉄江ノ島線の終着駅。江ノ島の最寄り駅として駅舎は竜宮城を模したデザインとなっている。
台風で倒壊した稚児ヶ淵から江ノ島岩屋には、奇麗な遊歩道が新しく造られていた。

参照.〔江ノ島散策〕 2008/3/9,〔江ノ島倒壊〕 2017/11/1,〔江ノ島〕 2021/5/31

29.1日で三座の百名山に挑戦
 〜蓼科山→霧ヶ峰→美ヶ原〜

2022年5月7日(solo)

比較的近くにある3座の百名山である蓼科山・霧ヶ峰・美ヶ原を一日で踏破した。南関東地方は雨模様のようだったが、甲信地方は晴れ渡り、山頂には絶景が待っていた。

豆知識.「ホオアカ(頬赤)」は、スズメ目ホオシロ科に分類される漂鳥。側頭部に赤褐色の斑紋があることが和名の由来になっている。「チッチッ」と地鳴きをする。

29-1.蓼科山

スズラン峠(1720m)[5:35]→幸徳平(2160m)→蓼科山〆(2530m)[7:45/8:30]→仝[9:55]

2022年5月7日(ditto)

壱座目は、“諏訪富士”とも呼ばれる「蓼科山(たてしなやま)」に登った。将軍平のある北斜面は残雪が多いとのことで、スズラン峠からの南斜面のルートを選択。山頂を含め此方には殆ど雪は残ってなく一寸残念だった。
山頂は広大な岩場が広がる独特の地形をしており、八ヶ岳から南アルプス・中央アルプス・北アルプスを繋ぐ360度のパノラマビューが圧巻。

29-2.霧ヶ峰(車山)

車山高原山麓駅(1560m)[10:40]⇒(車山高原展望リフト)⇒車山山頂駅→車山〆(1924m)[10:55/11:20]→(信濃自然歩道〆)→仝[11:55]

2022年5月7日(ditto)

弐座目は、「霧ヶ峰」の最高峰である“車山”に登った。展望リフトで容易に登れるうえに360度の展望が楽しめるため人気があるようだ。
昼御飯に、車山スカイプラザで‘ソースカツ丼’を注文。お腹一杯で幸せになった!

29-3.美ヶ原(王ヶ頭)

山本小屋(1940m)[13:25]→美しの塔〆→塩くれ場→王ヶ頭〆(2034m)[14:15/14:55]→仝[15:35]

2022年5月7日(ditto)

参座目は、「美ヶ原」の最高峰である“王ヶ頭”に出かけた。王ヶ頭には、王ヶ頭ホテルが建つほか電波塔が多数設置されている。山本小屋から王ヶ頭までは平坦路であり送迎の車両も通行する。雲がなければ、アルプス展望コースが良かったかも?
王ヶ頭ホテルでは、一番人気の‘ビーフシチュー・パン付き’を頂いた。美味しかったぞ!

30.尊仏ノ土平を越えて
 〜躑躅が咲き乱れていた丹沢山塊〜

表丹沢県民の森(450m)[5:00]→鍋割山(1272m)[7:40/7:55]→(鍋割山北尾根ヤマ)→尊仏ノ土平〆(840m)[8:45/9:25]→(塔ノ岳西尾根〆)→塔ノ岳(1490m)[11:35/11:55]→(小丸尾根)→仝[14:10] 〔累積標高:1680m,距離:12.3q〕 地図

2022年5月22日(solo)

トレーニングのつもりで、鍋割山から尊仏ノ土平へ降りて塔ノ岳に登り返した。尊仏ノ土平は玄倉林道の最深部にあり、現在は通行止めとなっている。
丹沢山塊は丁度ツツジの時期で、鍋割山付近では山躑躅が咲き、塔ノ岳付近では東国三葉躑躅と白八潮が咲いていた。

山歩きのレベル.☆:ショートトレイル,累積高低500m未満,4時間未満。☆☆:累積高低1000m未満,6時間未満。☆☆☆:累積高低1500m未満,8時間未満。☆☆☆☆:累積高低2000m未満,10時間未満。☆☆☆☆☆:ロングトレイル,累積高低2000m以上,10時間以上。

豆知識.「シロヤシオ(白八潮)」は、太平洋側のブナ帯に生息するツツジ科ツツジ属の落葉樹。枝先に5枚の葉が付くことからゴヨウツツジ(cf.2022/5/3)の別名がある。直径数十pの大木になることや葉の縁が赤く色付くことがある。五角形の花は白く葉の陰に咲くために目立ちにくい。
「トウゴクミツバツツジ(東国三葉躑躅)」は、ツツジ科ツツジ属の落葉低木。関東の山地に多いことから此の名が付いた。代表種のミツバツツジ(cf2022/4/23)との違いは、おしべが10本あることと開花時期が少し遅いこと。

31.9年振りの三陸巡り

休暇村_陸中宮古(フリーサイト)
2022年5月28〜29日(solo)
天気:曇→晴,総移動距離:1515q

三陸地方へは、平成23年3月11日に起こった東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)のあとに何度か出かけたが、9年振りに三陸海岸を巡った。1泊3日の行程で、八幡平のドラゴンアイを散策し、岩泉の龍泉洞を訪れ、宮古姉ヶ崎オートキャンプ場に泊まることにした。
途中のサービスエリアでは燕が巣を作り、姉ヶ崎の岩礁では海鵜が巣を作っていた。姉ヶ崎は、ウミネコとウミウの繁殖地とされているが、海猫は確認できなかった。

「休暇村_陸中宮古」のキャンプ場は、宮古姉ヶ崎オートキャンプ場と呼ばれており、三陸海岸のほぼ中央にある。キャンプ場の周りには、自然の小道が整備され、姉ヶ崎展望所・浄土ヶ浜展望所・はまぎく展望所からの眺めは素晴らしい。

豆知識.「ツバメ(燕)」は、ツバメ目ツバメ科に分類され、古くはツバクラメやツバクロと呼ばれた。民家の軒先など人が住む環境に見えるように巣を作ろ傾向がある。日本国内で越冬する固体があり、越冬ツバメと呼ばれる。
「ウミウ(海鵜)」は、カツオドリ目ウ科に分類される。岩礁海岸に生殖し、主に魚類を食べる。全身は光沢がある黒い羽毛に覆われる。嘴(くちばし)基部周辺には羽毛がなく、白と黄色の皮膚が露出する。

31-1.龍泉洞 〜青い地底湖〜

龍泉洞
 ⇒岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉字神成1番地

2022年5月28日(ditto)

「龍泉洞」は、「秋芳洞(山口)」や「龍河洞(高知)」と共に日本三大鍾乳洞の一つである。
龍泉洞の水は世界でも有数の透明度を誇る。7つの地底湖が確認されており、第3地底湖までがライトアップされ、ドラゴンブルーに輝く地底湖として公開されている。

31-2.八幡平ドラゴンアイ

八幡平登山口(1560m)[5:00]→見返峠→鏡沼〆[5:15/5:30]→八幡平〆(1613m)[5:40/5:55]→ガマ沼展望所→見返峠→鏡沼〆[6:35/7:00]→仝[7:15]

2022年5月28日(ditto)

5月下旬から6月上旬の頃に、八幡平の散策路脇にある‘鏡沼’が雪解けをして青い目のような雪型が現れる。「ドラゴンアイ」と呼ばれる神秘的な現象を見に出かけた。
登山口にある駐車場は霧に包まれて視界不良で、登山道は雪に覆われていた。残雪スノーハイク楽しむためチェーンスパイクを履いた。

鏡沼の外周の雪は溶けて三日月型の青い湖面が奇麗だった。中央部に開くという’ドラゴンアイ“の瞳はまだ見えず、開眼はもう少し先になるようだ。八幡平山頂からガマ沼展望所へと雪中散策し駐車場へ戻ると、急に雨が降り始めた…ラッキー!

豆知識.「ウソ(鷽)」は、ススメ目アトリ科ウソ属に分類される鳥類。和名は口笛を意味する古語‘うそ’からきており、ヒーホーと口笛のような鳴き声を発する。雄の頬・喉は淡桃色をしているが、雌にはない。
豆知識.「フキ(蕗)」は、キク科フキ属の多年草で雌雄異株。早春の花茎を「フキノトウ(蕗の薹)」といい、雄株と雌株で携帯が異なる。花が終わると、花茎とは別に地下茎から葉柄を出してハート型の大葉を付ける。

32.さくらんぼ狩り

手塚農園

2022年6月4日(FuMaSy)

試験が終わったばかりの次男と遠隔授業で鈍っている参男を連れ、4年目となる「手塚農園」へさくらんぼ狩りに出かけた。
【佐藤錦】・【高砂】・【紅豊】・【みよし】・【紅秀峰】・【山形美人】・【小夏】・【アルプス紅扇】を食べ比べた。
甘い佐藤錦に、紅豊・みよしが美味しかった。

豆知識.「ムラサキカタバミ(紫片喰)」は、カタバミ科カタバミ属の帰化植物。花は独特の色合いで美しいが、地下に鱗茎を伸ばすため駆除困難な雑草とされている。

33.ジギタリスの花
 〜200座目となった狐の手袋と鷹ノ巣山〜

水根(540m)[6:15]→ジギタリスの里〆[6:25/7:15]→(水根沢林道〆)→(石尾根)→鷹ノ巣山〆(1736m)[11:05/11:30]→水根山(1620m)→城山→将門馬場→六ッ石山(1478m)[12:45/13:00]→(ハンノ木尾根)→ジギタリスの里〆[14:35/14:55]→仝[15:05] 〔累積標高:1730m,距離:14.4q〕 地図

2022年6月12日(solo)

山の麓にジギタリスが群生している奥多摩の水根に出かけた。水根から水根沢林道を上り鷹ノ巣山から六ッ石山へと縦走した山登りは、平成14年に‘大山’に登ってから令和2年に‘蓬平’で100座目を数えて今回が200座目となった。

鷹ノ巣山は登り甲斐のある山として知られていて予想以上にハード。水根沢林道では崩落があってルートを見失ってしまい急斜面を降りる羽目に…残念!
ジギタリスの里では登山時には曇っていたものの下山時には晴れ渡り、青空を背景としたジギタリスの花が際立っていた。

参照.〔丹沢(トレッキング)〕2002/5/4,〔バリエーションルートで“よもぎ平“を行く〕2020/4/25
追伸.6月6日に関東甲信越地方が平年より1日早く梅雨入りした。
豆知識.「ジギタリス(実菱答里斬)」は、オオバコ科ジギタリス属の総称で、1・2年草や多年草だけでなく低木も存在する。和名ではキツネノテブクロ(狐の手袋)とも呼ばれている。薬用における強心剤として広く知られているが、全草に毒を有しており副作用や中毒には注意が必要。

34-1.善光寺御開帳 〜七年に一度の盛儀〜

善光寺 ⇒長野県長野市元善町491

2022年6月18日(FuSy)

数え年で七年に一度、御本尊と同じお姿をした前立本尊を公開する御開帳が、コロナ渦の影響で一年遅れで開催された。
善光寺は、“遠くとも一度は詣れ善光寺”と語り継がれ、一生に一度お詣りするだけで極楽往生が叶うとされている。
女房ちゃまと参男を連れて6時過ぎに到着すると、駐車場は満車で参拝は長蛇の列であった。
宿泊した「国民宿舎_松代荘」の‘黄金の湯’は感動ものでした。
参照.〔善光寺御開帳〕2015/5/23-24

34-2.信州なかのバラまつり

一本木公園
 ⇒長野県中野市一本木495−6

2022年6月18日(ditto)

「信州なかのバラまつり」の開催日が5月28日より6月12日までの予定が19日まで延長されることになった。

豆知識.「シロツメクサ(白詰草)」は、マメ科シャジクソウ属の多年草で帰化植物。別名をシロクローバーという。小葉は3枚であるが、4枚以上(2〜18)のこともあり、特に4枚のものは“四つ葉のクローバー”として珍重されている。

35.笠取山 〜横濱登山隊と向かった多摩川源流〜

作場平(1310m)[7:10]→ヤブ沢峠→笠取小屋[9:00/9:25]→小さな分水嶺→笠取山(1953m)[10:10/10:50]→水干[11:15/11:45]→笠取小屋→一休十文字→仝{13:35] 地図

2022年6月25日(team)

横濱登山隊と多摩川の源流のある笠取山に登った。小ピークの‘小さな分水嶺’は、多摩川・荒川・富士川を分けている。山頂直下にある高低差130mの直登はかなり厳しかった。
豆知識.「クリンソウ(九輪草)」は、日本原産のサクラソウ科サクラソウ属の多年草。潺(せせらぎ)や渓谷湿地に群生する。花が花茎を中心に円状につき数段に重なる姿が、仏閣の塔にある九輪に似ていることが和名の由来となっている。

36.めがめ猫 〜「みたま」ちゃんの誕生日〜

2022年7月1日

何時も玄関でお出迎えしてくれる「みたま」ちゃんの2歳の誕生日。眼鏡をかけたら一寸可愛いぞ!

追伸.我が家の猫ちゃんの誕生日
「にゃあにぁ」の誕生日 ⇒2009年7月16日
「みたま」の誕生日 ⇒2020年7月1日
「ちくわ」の誕生日 ⇒2020年8月16日

追伸.6月27日に関東甲信越地方が梅雨明けした。平年より18日早く、観測史上最も早い梅雨明けとなった。

37.北海道_3142qノ旅

2022年7月16〜20日(FuSy)
日程:4泊5日(フェリー2泊)
総移動距離:3142q(フェリー692q+113q)

足跡::→[新日本海フェリー(新潟→小樽)]⇒旭川→宗谷岬(稚内)〜魚常_明田鮮魚店→《ホテルアマネスク旭川》→大雪地ビール館⇒美瑛→ファーム富田→有珠山→《フレックステイイン函館駅前》→居酒屋_イカ太郎→函館山⇒ 函館朝市_どんぶり横丁〜道下商店→旧函館区公会堂→カトリック元町教会→五稜郭→天使の聖母_トラピスチヌ修道院→函館公園→[津軽海峡フェリー(函館→青森)]⇒羽生PA→

37-1.宗谷岬
 〜北緯45度31分22秒_日本最北端の地〜

宗谷岬
 ⇒北海道稚内市宗谷岬

2022年7月17日(ditto)

大雪山へ登山の予定を強風のためロープウェイが運休のため断念することとなった。代案として日本最北端の地である宗谷岬へ向かうこととなった。往復で500qあり約9時間が必要な場所だ。 同行していた参男がマニュアル車デビューで運転を代わってくれることとなった。初めのうちはエンストして緊張したようだが、直ぐに慣れて上手に・得意げに運転してくれた…頼もしい限りだ!

宗谷岬は北緯45度31分22秒に位置し、突端には“日本最北端の地の碑”が建てられている。碑の近くではエゾシカが散歩し、帰道ではキタキツネと遭遇…感動したぞ。
岬の辺りには数件の食事処と土産物屋があり、‘明田鮮魚店’で食べた海鮮丼(中トロ・ウニ丼)が滅茶苦茶美味しかった…酢飯切れで小生らが最後の客となったようだ。急いで戻った旭川では、‘大雪地ビール館’の営業時間に辛うじて間に合い夕食とビールを堪能することができた。

豆知識.「エゾシカ(蝦夷鹿)」は、鯨偶蹄目シカ科シカ属に分類されニホンジカの亜種。日本の北海道に生息。雄のみが角を有し、体毛は夏毛が茶色く冬毛が灰褐色で臀部は白色。
「キタキツネ(北狐)」は、ネコ目イヌ科キツネ属に分類されアカギツネの亜種。寄生虫エキノコックスの最終主であり、ヒトが幼生に寄生するとエキノコックス症を起こすので注意が必要。

37-2.ファーム富田
 〜北海道ラベンダー観光発祥の地〜

ファーム富田
 ⇒北海道空知郡中富良野町基線北15号

2022年7月18日【海の日】(ditto)

夏の北海道でイメージする奇麗な花畑のなかで、特にラベンダー畑で知られる‘ファーム富田’に出かけた。ラベンダーの最盛期(7月中旬)ということもあり、駐車場は素より辺りの道路まで大渋滞していた。
斜面となっている畑を散策すると、ラベンダー畑は圧巻で見事としか言い様がなく、色とりどりの花畑も素晴らしく奇麗だった。

37-3.有珠山洞爺湖展望台

2022年7月18日【海の日】(ditto)

3年ぷりに有珠山に登った。前回は歩いたのだが、今回は女房ちゃまと参男を連れてロープウェイを利用。ロープウェイは2年前にゴンドラが新しくなって眺めがよくなったらしい。
展望台にある“Mt.USUテラス”も今年からグレードアップし広く快適になったとのこと。女房ちゃまは、ドリンクを片手に椅子に座って超〜ご機嫌!
異様な昭和新山と奇麗な洞爺湖のコラボレーションは見事!

37-4.函館散歩

2022年7月18〜19日(ditto)

函館に着いたときは午後8時を回っており、急いで夕食を食べに函館の街に繰りだした。‘居酒屋_イカ太郎’で注文した活イカ(時価¥1500)の足は動き身は透き通っていて抜群に美味しかった…コリコリした食感が忘れられない!
日本三大夜景の一つ函館山から望む函館市の夜景は、小生は7年振りとなり女房ちゃまと参男は初めてである。函館山の山頂へマイカー規制のため午後10時過ぎに登ってゆくと、展望台からは小生が日本三大夜景の中でも最も奇麗だと思っている函館の夜景が広がっていた。

函館の朝市にあるどんぶり横丁で朝飯を食べる予定が、朝起きることが出来ず10時過ぎの朝昼一緒の食事となってしまった。‘道下商店’で参男が注文したスペシャルマグロ丼に載ったマグロの量が半端なく食べても食べても酢飯が出てこない!
函館市電(路面電車)に乗って、昨年に保存修理工事が終了し色鮮やかな‘旧函館区公会堂’を訪れ、坂道の多い路地を歩いて‘カトリック元町教会’に着くと正午の鐘が鳴り始めた。
車移動に戻ってからは、土方歳三ら新撰組の最期の地とされる‘五稜郭’を五稜郭タワーから眺め、日本最初の女子観想修道院である‘天使の聖母_トラピスチヌ修道院’まで足を運んだ。
函館の締めくくりは、函館公園にある‘トゲキッス(ポケモン)’のマンホール蓋となった。‘Seico mart’に立ち寄り、午前0時30分のフェリーに乗船した。午前4時過ぎに青森に着き、780qをただ只管に南下することとなった。

38.浅間山
 〜病み上がりのリハビリ登山〜

車坂峠(1973m)[4:40]→トーミの頭(2330m)[5:50]→(草すべり)→湯の平分岐(2010m)[6:40]→前掛山〆(2524m)[8:30/8:50]→賽の河原〆(2090m)→(Jバンド)→鋸山(2254m)[10:40]→(虎ノ尾〆)→仙人岳→(白ゾレ)→蛇骨岳→黒斑山(2404m)[12:30]→仝[13:50] 〔累積標高:1265m,距離:13.3q〕 地図

2022年7月24日(solo)

帯状疱疹を発症してしまい、倦怠感と鈍痛から過度な運動は避けていた。だいぶ体が鈍ってしまったので、一ヶ月ぶりにリハビリの心算(つもり)で山登りに出かけた。

浅間山は、古くより霊山として登拝されてきた標高2568mの活火山。火口のある本峰の“釜山”と第二外輪山の“前掛山”に第一外輪山の“黒斑山””からなる三重式の成層火山である。
噴火警戒レベルは‘1’で、火口から500mにある本峰には登れないが、噴火口が間近に見られる前掛山まで登ることができた(噴火警戒レベルが‘2’では、賽の河原までとなる)。
登り初めから、体が重く本調子ではなかった。トーミの頭を越え草すべりを降り前掛山の途中までは霧の中で涼しかったのが助けだった。山頂に着くと嬉しいことに空が晴れて展望が開け、釜山と火口が間近に見えた。一方で気温が上がり暑さが襲ってきた。 外輪山を越えて山頂を目指すと、帰りも外輪山を越えなければならない。別ルートのJバンドと外輪山の縦走することにした…高低差の大きい草すべりを避けたかった(冷静に考えれば、草すべりを登る方が楽なのだが)。
集中力も切れ切れに、やっとの思いで下山した。

豆知識.「カワラナデシコ(河原撫子)」は、ナデシコ科ナデシコ属の多年草。秋の七草の一つであり、別名でヤマトナデシコとも呼ばれる。和名は河原に生える可憐な花に由来する。
「ハクサンオミナエシ(白山女郎花)」は、オミナエシ科オミナエシ属の多年草で、山地の岩場に自生している。秋の七草の一つであり、別名はコキンレイカ(小金鈴花)。オミナエシ(女郎花)は、同族で白花のオトコエシ(男郎花)に対するもの。
「ヤマハハコ(山母子)」は、キク科ヤマハハコ属の多年草で、雌雄異株。ハハコグサに似て山地に生えることが和名の由来。淡黄色の頭花を散房状につけ、白いのは総包片と呼ばれる葉の変化したもの。秋になると自然のドライフラワーとなる。
「コオニユリ(小鬼百合)」は、ユリ科ユリ属の多年草。山地の草原や低地の湿原に自生しオレンジ色の花を咲かせる。同族のオニユリより一回り小さく、ムカゴを作らず種子を作る。

39.富士五湖遊び

2022年7月30〜31日(FuSy)

足跡.→大石公園(河口湖自然生活館)→本栖湖〜アクアトレイル 本栖湖カヌー・カヤックツアー→本栖館(カレースパゲッティ)→風穴→《ペンション フランチェスカ》⇒河口湖・富士山パノラマロープウェイ→天上山(カチカチ山)→道の駅 富士吉田→ふじやまビール ハーベステラス→

抜群の好天気に恵まれ、富士五湖での遊びを満喫した。
宿泊した「ペンション フランチェスカ」の料理は、とても美味しく、参男は朝食のパンを食べ尽くしてしまった。Covid-19のため、富士急ハイランドで予定されていたコンサートが中止となり、宿泊が貸し切りとなってしまった…吃驚!

39-1.本栖湖deカヌー
 〜アクアトレイル 本栖湖カヌー・カヤックツアー〜

2022年7月30日(ditto)

‘アクアトレイル 本栖湖カヌー・カヤックツアー’に参加して、本栖湖の湖上散歩を楽しんだ。参男は、インストラクターのお兄さんとツーショットで練習させてもらい大満足!
本栖湖は、富士五湖の中で最も水深が深く、水系も富士山とは別となっているらしい。流入・流出河川がなく透明度が高い。透明度は11.2mで、本州では最高透明度である。

39-2.カチカチ山
 〜河口湖・富士山パノラマロープウェイで登った天上山〜

2022年7月31日(ditto)

河口湖畔からロープウェイに乗り、天上山山頂まで歩いた。
「天上山(カチカチ山)」は、太宰治の小説“カチカチ山”の舞台となったことで知られている。
ゴンドラ駅のある天上山公園には、ウサギとタヌキのマスコット象が設置され、展望台からは富士山から河口湖までが一望できる…参男が世話になった大学の寮までも見えた。

40.畦ヶ丸避難小屋
 〜Time Pressed Trekking〜

西丹沢自然教室バス停(540m)[4:10]→善六ノタワ[6:10]→畦ヶ丸〜畦ヶ丸避難小屋〆(1292m)[7:00/7:50]→大滝峠上[8:20]→一軒屋避難小屋[9:10]→大滝橋バス停(450m)[10:05]
〔累積標高:840/940m,距離:9.1q〕 地図

2022年8月6日(solo)

令和2年10月に「畦ヶ丸避難小屋」が新しくなった。前回登った2年前は工事中だったので、登る機会を伺っていた。
肝は下山する大滝橋バス停で数少ないバスに乗ることだった。十分に余裕はあったのだが、時間が気になって仕様がない!
畦ヶ丸避難小屋にはトイレもあり、奇麗で快適そうだった。

41.南アルプスの女王“仙丈ヶ岳”
 〜南アルプスに初登頂し全アルプスに足跡〜

北沢峠(2030m)[9:20]→大滝ノ頭[10:55]→〆→小仙丈ヶ岳〆(2864m)[12:05/12:55]→仙丈ヶ岳〆(3033m)[13:55/14:40]→仙丈小屋[15:00/5:45](小屋泊)→馬の背ヒュッテ[6:20]→〆→大滝ノ頭[7:00]→仝[8:15] 〔累積標高:1120m,距離:8.5q〕 地図

2022年8月11日【山の日】〜12日(Sy)

全てのアルプスに足跡を残すため、中央アルプス(木曽山脈)と北アルプス(飛騨山脈)には登ったものの、南アルプス(赤石山脈)は、Covid-19のため山小屋泊や林道バスの運行が儘(まま)ならず延期となっていた。

南アルプスの女王と呼ばれる“仙丈ヶ岳”への登山を‘山の日’に合わせて、仙丈小屋1泊の予定で計画を立てた。仙丈ヶ岳は標高3033mで、日本に21座ある3000m峰の17番目の高さを誇る。夏休みで家にいる参男が一緒に行くことになった…滅茶滅茶嬉しかったぞ!
駐車場のある仙流荘から林道バスで、標高2030mの北沢峠に向かった。途中で、桜の木に登り実を食べている熊に遭遇した。野生の熊は初めてだし、木の上にいるのも驚きだった。
仙丈ヶ岳の反対に聳える甲斐駒ヶ岳を背に登山を開始。標高2700m付近で森林限界を超え空が開けた。小仙丈ヶ岳からは、目的の仙丈ヶ岳は勿論のこと甲斐駒ヶ岳や北岳(標高第2位)に間ノ岳(標高第3位)までも見渡すことが出来た。
台風8号の影響が忍び寄り、山頂では雲に覆われ山小屋に着くと大雨と雷に見舞われた。翌日は、雨具を装備して早々に下山。第1便のバスに奇跡的に間に合った…ラッキー!

豆知識.「ツキノワグマ(月輪熊)」は、哺乳網食肉目クマ科クマ属に分類される肉食類。アジアクロクマやヒマラヤ熊とも呼ばれる。全身の毛衣は黒いが、胸部に三日月型の色医斑紋が入り和名の由来となっている。日本国内では、北海道に生息するヒグマと、本州以南に生息するツキノワグマの2種がいる。
豆知識.「トウヤクリンドウ(当薬竜胆)」は、リンドウ科リンドウ属で多年草の高山植物。花は淡い黄色なのが特徴的で花弁には緑の斑点があり、花は日が当たらないと開かない。
「チシマギキョウ(千島桔梗)」は、キキョウ科ホタルブクロ属の多年草。中部地方以北の高山帯の岩場や砂礫地に生息する。花は青紫色で、縁に白い毛が生えている。
「チングルマの実(cf.2020/7/24)」は、落花の後に花柱が伸びて先端に淡褐色の長い毛を持った小さな実を密につける。赤っぽく長い毛の様子から、‘チングルマの綿毛’や‘チングルマの紅葉’とも呼ばれる。

42.無段間欠ワイパーに進化したぞ!

2022年8月27日

ジムニーシエラ君の‘間欠ワイパー’が純正部品で‘無段間欠ワイパー’に進化できると知り挑戦してみた。
容易に部品交換が出来た上に、見栄えも違和感なく良い。流石、純正部品である。
初めから装備しておいてほしいと思う反面、自分でチューンアップする楽しみは捨てがたい…昭和世代の拘(こだわ)りだろうか?

43.教訓となった雨の武尊山

武尊神社奥駐車場〆(1190m)[5:40]→??→小手屋沢避難小屋〆(1650m)[7:30/7:45]→鎖場〆[9:00]→武尊山〆(2158m)[9:45/10:10]→剣ヶ峰山(2020m)[11:05/11:20]→仝[13:20]
〔累積標高:1120m,距離:8.0q〕 地図

2022年8月28日(solo)

武尊神社から自己責任という注意書きのある砂利道を走って奥の駐車場まで車を乗り入れた…こんな砂利道は、ジムニー・シエラ君の得意分野である。 霧雨の舞う誰もいない駐車場を後にして、小手屋沢避難小屋に向けて出発。避難小屋は、登山道から少し外れたところにあって金属製の面白い形をしている…内部は床が濡れていて一寸残念?

変な急登が続くので道を外れたかなぁと思いながら進んでいくと、踏み跡はなくなり藪漕ぎとなって岩場に阻まれた。断念して引き返したのだが濡れた草に滑って転倒し、そのまま急斜面を15m程滑落した…止まらないかと思った。 幸い掠り傷と泥だらけで済んだが、登山道での道外れの怖さや、登れても降れなくなるという事実を思い知った。
山頂の手前には4カ所の鎖場があるのだが、雨に濡れて滑りやすいうえ、五十肩で腕が上がらずに大変苦労した…肩が治るまでは鎖場は控えようかな?
鎖場を避けるために選んだ下山道は段差の大きな歩きにくい道であったのだが、更に木の根や岩が雨に濡れて滅茶苦茶滑りまくり、難易度・危険度が飛躍的に高くなっていた。
道外れをして滑落し、濡れた下山道で疲弊した。どちらも初めての山では避けるべき事と思い知らされた。

44.硫黄岳

桜平奥駐車場(1890m)[6:00]→夏沢鉱泉(2060m)→オーレン小屋(2320m)[7:10/7:30]→赤岩の頭〆(2656m)[8:15/8:35]→硫黄岳〆(2760m)[8:55/9:35]→夏沢峠(2430m)→仝[11:20]
〔累積標高:1010m,距離:9.3q〕 地図

2022年9月4日(solo)

八ヶ岳は、‘網笠山’・‘西岳’・‘権現岳’・‘阿弥陀岳’・‘赤岳’・‘横岳’・‘硫黄岳’・‘天狗岳’の八座で形成されている。その中の一座である硫黄岳に登った。
硫黄岳は、南八ヶ岳の最北端に位置し、別名で箕冠岳(みかぶりだけ)とも呼ばれている。
登山口までの林道では、ジムニーシエラ君が大活躍!

45.中秋の名月

神奈川県茅ヶ崎市東海岸

2022年9月10日

「中秋の名月」と小生の記念日が重なった。
薄曇り気味だったが、兎さんの餅つきがよく見えた。

Photo Data: CANON EOS 5DmarkIII
  EF400mmF5.6LUSM + ExtenderEF2X (f800mm,F11)
  1/1250sec, F11, ASO1600, Trimming2X

46.東北百名山巡り

2022年9月17〜18日(solo)
 休暇村_岩手綱張温泉(コンパクトサイト・12)
 天気:晴→曇,食事:カップヌードル

2022年9月18〜19日(ditto)
 酸ヶ湯温泉キャンプ場(芝生サイト)
 天気:曇→雨,食事:カレーメシ

嘗て途中まで登り宿題となっていた八甲田山に登るために、東北地方の百名山を登る計画を立てた。
キャンプ場に2泊(+車中1泊)する4日の行程で、総移動距離は、1813qとなった。

登頂を目指す山は、岩手山(2038m)・岩木山(1625m)・八甲田山(1585m)の3座に決めた。東北自動車道の上りと下りにある菅生SAで‘牛タン定食’を食べ、青森の鶴亀屋食堂で‘マグロ丼’を食べることを予定に入れた。
「休暇村_岩手綱張温泉」には、岩手山に登る綱張コース(登ったのは柳沢コース)の登山口となる綱張温泉展望リフト乗り場がある。キャンプ場は比較的まとまっており、‘コンパクトサイト’には車の乗り入れはできないものの駐車場は近くにあるので便利。 モンベルのステラリッジテントのデビューとなる試し張りを行った。極〜簡単で5〜10分で設営を完了!
「酸ヶ湯温泉キャンプ場」は、‘酸ヶ湯温泉’に隣接していて、八甲田山への登山口が近くにある。此処を利用するのは7年振りとなるが、広々としていて何も変わっていないようだ。新しいテントは設営・撤収も容易で快適そのもの!

46-1.超〜吃驚の本マグロ丼

鶴亀屋食堂
 ⇒青森県青森市浅虫蛍谷293−14

2022年9月18日(ditto)

「鶴亀屋食堂」は、青森県の国道4号線沿いにある食堂で、‘浅虫温泉’が近くにある。
テレビやマスコミでも報道される“本マグロ丼”に乗っているマグロの量は圧巻。食べても食べても御飯が見えないぞ!
天辺に乗っている大トロは滅茶苦茶旨〜い!

46-2.岩手山(薬師岳)

馬返し登山口(630m)[4:00]→(旧道)→御蔵石→鉾立(七合目)〆(1730m)[7:45]→八合目避難小屋→不動平避難小屋(1828m)[8:20]→薬師岳〆(2430m)[9:15/9:35]→鉾立[10:40]→(新道)→仝[13:00] 〔累積標高:1310m,距離:9.6q〕 地図

2022年9月17日(ditto)

台風14号の影響で、空模様を心配したのだが、時折雲に覆われる程度で青空が広がっていた。しかし、露岩帯や森林限界を超えると強風に襲われることとなった。

岩手山への登山は、初めは綱張温泉展望リフトを利用した綱張コースを検討していたのだがリフトの運行時間や所要時間を考えて断念し、所要時間の短い柳沢コースを選択した。
柳沢コースには、露岩帯を歩く旧道と樹林帯を歩く新道があるので、旧道を登り新道を降りることにした。露岩帯でアクシデントが起こった。撮影のために設置したカメラが三脚ごと突風に飛ばされ破損してしまったのだ。風が吹いていても旨くやれるという自信を打ち砕かれ悄気(しょげ)てしまった。
鉾立を過ぎると、岩木山の外輪山が姿を現した。目指すのは、その最高地点のある薬師岳だ。ザレ場の続く登山道を一歩ずつ進んで山頂に到着。抜群の景色と半端ない強風が待っていた。追い立てられるように外輪山を一周し下山を開始した。

46-3.岩木山

岩木山山頂駅(八合目)(1250m)[9:50]⇒(リフト)⇒鳥海噴火口駅〆(1480m)[10:00]→岩木山〆(1625m)[10:35/10:50]→鳳鳴ヒュッテ[10:05]→仝[11:30]

2022年9月18日(ditto)

「岩木山」は、青森県の最高峰であり、“津軽富士”や‘お岩木様’とも呼ばれている。山頂は三つの峰に分かれており、北側から巌鬼山・岩木山・鳥海山と名が付く。
‘津軽岩木スカイライン’にて岩木山八合目までは車で行くことができる。リフトを降りた九合目から山頂までは岩場が連続するが、登山道も山頂にも登山者が多くて吃驚。

46-4.八甲田山(大岳)

酸ヶ湯温泉〆(900m)[6:25]→仙人袋[7:50]→大岳〆(1585m)[8:45/9:00]→仙人袋〆[9:30]→地獄湯ノ沢〆→仝[10:40]

2022年9月19日【敬老の日】(ditto)

最強クラスの台風という台風14号が西日本で猛威を振るっていた。その影響とおもわれるが昨晩は大雨と強風に見舞われたものの、明け方には雨も風も止み穏やかとなっていた。

参照.〔遙々来たぜ函館へ〕2015/10/6-12

「八甲田山」は、複数の成層火山や溶岩円頂丘で構成される火山群であり、最高峰は(八甲田)大岳である。
周辺は世界でも有数の豪雪地帯であり、明治35年に青森の歩兵第5連隊が雪中行運の練習中に記録的な寒波による吹雪で210名中199名が遭難死するという「八甲田雪中行運遭難事件」が発生した。
7年前にロープウェーを使って田茂萢(たもやち)湿原を散策したことがあり、何時かは大岳まで登りたいと思っていた。 今回は、酸ヶ湯温泉横の薬師神社から登り、硫黄臭い地獄湯ノ沢を越えて山頂を目指した。天候が悪く早朝だったこともあり山頂には誰も居らず、津軽富士と言われる岩木山が雲海の上に聳えていた。

47.鎌倉殿の13人

鶴岡八幡宮
 ⇒神奈川県鎌倉市雪ノ下2−1−31

2022年9月23日【秋分の日】(FuSy)

鎌倉が舞台となっている2022年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に合わせて公開されている‘大河ドラマ館’に出かけた。一寸こぢんまりとした展示で拍子抜けだった。
小町通りにある‘コメダ珈琲_鎌倉小町店’でモーニングを頂き、‘キャラウェイ’でカレー(ホタテカレー)を堪能した。

48.小出川彼岸花まつり

小出川(大黒橋から追出橋までの約3q)
 ⇒神奈川県茅ヶ崎市芹沢
2022年9月25日(Fu)

“第15回小出川彼岸花まつり”が開催された。小出川沿いに赤い彼岸花が奇麗に咲いていた。所々に白い彼岸花が混じる。
参照.〔彼岸花〕2008/9/27,〔“シルバーウィーク”の終わりに〕2009/9/23
豆知識.「ヒガンバナ(彼岸花)」は、ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草。別名は曼珠沙華で、学名からリコリス・ラジアータとも呼ばれる。和名は、お彼岸の頃に紅色の花が咲くことや、此を食べたものは‘彼岸(死)’しかないなどが由来。

49.鍾馗水仙 〜可憐な黄色いリコリス〜

2022年9月30日

自宅の庭にショウキズイセン(鍾馗水仙)が奇麗に咲いた。赤いヒガンバナ(cf.2022/9/25)の近縁種。
白色の彼岸花は「シロバナマンジュシャゲ(白花曼珠沙華)」とよばれており、ヒガンバナとショウキズイセンの交配で生まれたとされる。コヒガンバナ(2倍体)→ヒガンバナ(3倍体),コヒガンバナ(2倍体)Xショウキズイセン→シロバナマンジュシャゲ。
リコリス(Lycoris)とはギリシャ神話にでてくる海の精霊。

豆知識.「ショウキズイセン(鍾馗水仙)」は、ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草。ヒガンバナ属をリコリス属ともいう。

50.焼却処分

清里丘の公園オートキャンプ場
2022年10月1〜2日(FuSy)
天気:晴→晴,食事:AFGHAN(カレー),ROCK(カレー)
温泉:ほったらかし温泉(寄道)

貯まりに貯まったコピー用紙と整理して余った写真を、焚き火をしながら燃やしまくるためにキャンプすることにした。
キャンプ場は、常連となっている「清里丘の公園オートキャンプ場」で、食事も定番の外食カレーというお気軽スタイル。

参照.〔ゴールデンウィーク突入〕2013/4/28-29

朝早く(5時頃)に出発したものの八王子JCTの渋滞にはまってしまい、やや遅れて山梨県笛吹市にある“ほったらかし温泉”に到着した。此処は、日の出の1時間前から利用できる日帰り温泉で、富士山を正面に見据えての入浴は気持ちが良い。
昼食のために“清里萌木の村_ROCK”へ11時開店の前から並んだ。時々名称が変わるが、壱代目_ROCKの頃よりお世話になっていて馴染み深い。定番のROCKビーカレーを頂いた。
夕飯は、“ヴィラ・アフガン”でビーフカレーを食べた…何時食べても感動するほど旨い!
日が陰るとキャンプサイトには寒さが押し寄せてきた。早速に焚き火を開始。火が付くと滅茶苦茶温かく、火の有り難さを痛感した。殆どが紙なので着火は容易だったが、写真が着火剤のように燃えることを知り吃驚だった。

51-1.磐梯山 〜会津磐梯山は宝の山よ〜

八方台登山口〆(1194m)[5:45]→中ノ湯跡[6:10]→弘法清水[7:20]→磐梯山〆(1816m)[7:50]→仝[9:20]

2022年10月10日【スポーツの日】(solo)

5年前にスノーシューの“神秘の五色沼ツアー”に参加してから、気になっていた磐梯山に登頂した。
低気圧の通過により登山には不向きな天気でしたが、雨が止むのを待って出発。しかし、途中から霧雨となり山頂では風が強く吹いていたために、休憩せずに下山することにした。
参照.〔裏磐梯〕2017/3/31-4/1
追伸.喜多方ラーメンの「大喜」と「こんどう食堂」を訪れた。

51-2.嵐に見舞われた安達太良山

奥岳登山口〜山麓駅(950m)[13:00}⇒(あだたら山ロープウェイ)⇒山頂駅(1350m)[13:20]→仙女平分岐[13:45]→〆→安達太良山〆(1700m)[14:35]→峰の辻[15:00]→くろがね小屋〆(1350m)[15:35/6:55]→勢至平分岐[7:20]→仝[8:25] 地図

2022年10月10〜11日(ditto)

天気の回復を期待してロープウェイに乗り登山開始した。標高が上がるにつれ、期待とは裏腹に雨も風もどんどん強くなっていった。登山道は滝のように水が溢れ行く手を拒んだ。
山頂では、時折襲ってくるホワイトアウトに方向を見失い、やっとの思いで「くろがね小屋」に逃げ込んだ。

51-3.くろがね小屋
 〜感動してしまった“くろがね温泉”〜

くろがね小屋
 ⇒福島県二本松市国有林地内

2022年10月10〜11日(ditto)

「くろがね小屋」は、安達太良山の中腹(標高1400m)にあり、昭和ノスタルジックな雰囲気と併設されている源泉掛け流しの“くろがね温泉”で知られている。名のとおり軒先に吊された‘黒い鐘’がシンボルとなっている。
追伸.建て替え工事のため、令和5年3月31日で営業終了!

普段なら、紅葉の時期には大混雑する筈とのことであるが、大荒れの天気のためか空いているとのことだ。それでも15人ほどの宿泊客がいたので人気の程が伺えた。
小屋周辺の紅葉が素晴らしいらしく、紅葉を見にここを訪れる人も多いようだ。軒先に吊された‘黒い鐘’と真っ赤なナナカマドとのコントラストが素晴らしかった。
小屋の中は、吹き抜けになっていて昭和レトロな感じが漂う。今回は、小生1人で一部屋貸し切りにしてくれた。気さくな管理人さんも好印象。夕食は、秘伝のレシピで美味しいと評判の名物‘くろがね小屋カレー’がお代わり自由だ!
「くろがね温泉」は、小生好みの乳白色をした酸性・含硫黄・単純温泉で、湯温も丁度良くて空いていれば何度でも入れるのが嬉しい。

52.奇麗になった大山山頂
 〜参男と登った大山は雨模様〜

ヤビツ峠[5:45]→(イタツミ尾根〆)→大山[7:05/7:25]→仝[8:20]

2022年10月15日(Sy)

大山山頂の改修工事が終わり奇麗になったと聞いたので参男を連れて見に行くことにした。天気予報では雲の予報だったものの、大山山頂は雲の中で雨が降っていた。
大山山頂は、雰囲気は以前のままなのだが奇麗に整備されていた。新しいテーブルやイスが並んでおり、雨降りでなければのんびりしたかなぁ?
参男は、久しぶりの登山で一寸バテ気味!

53.ウェットティッシュケース
 〜ジムニー・シエラ君の一周年記念〜

2022年10月16日

ジムニー・シエラ君に乗り始めて丁度1年が経った。久しぶりのマニュアル・ミッション車で戸惑うこともあったけれども、北海道に1回と東北に3回訪れ、だいぶ馴染んで出来たと思う。
ジムニー・シエラを模したウェットティッシュのケースが発売されたので1周年の記念に購入した…予想よりデカイぞ!

参照.〔こんにちは、ジムニーシエラ〕2021/10/16

54.茅ヶ岳
 〜百名山で知られる深田久弥さんの終焉の地〜

深田公園(940m)[5:05]→女岩(1300m)[6:05]→深田久弥終焉之地〆→茅ヶ岳〆(1704m)[7:05/7:35]→石門〆→金ヶ岳(1764m)[8:30/9:00]→茅ヶ岳[9:45]→深田久弥の碑[11:05]→仝[11:15]

2022年10月22日(solo)

‘ニセ八ヶ岳’としても‘深田久弥終焉之地’としても知られる茅ケ岳に登った。深田久弥の功績をたたえて、麓には深田公園が整備されており自筆による「百の頂きに百の喜びあり」の記念碑が建つ。

深田公園の駐車場に車を止め登山開始し高度を稼いでいく。標高が1500mを越えた辺りから木々の葉が色付き初め山道は紅葉に包まれた。
もう少しで山頂という所に‘深田久弥終焉之地’という石碑が建っている。此処が深田久弥さんが脳出血で倒れた場所なのだろう…石碑の周りにはケルンが積まれていた。
茅ヶ岳の山頂からは、奥秩父連峰・八ヶ岳・南アルプス・霊峰富士を繋ぐ大パノラマが楽しめる。

豆知識.『日本百名山』とは、文筆家で登山家だった深田久弥が、実際に登頂し日本の各地の山から定めた基準で100座を選び主題とした山岳随筆集。

55.茅ヶ崎サザン芸術花火2022

サザンビーチちがさき
 ⇒神奈川県茅ヶ崎市中海岸
2022年10月22日(19:00〜20:00頃)

サザンオールスターズの楽曲と世界最高峰の花火が協演して夜空を飾る「茅ヶ崎サザン芸術花火2022」が行われた。新型コロナウィルスの影響で中止され、3年振り3回目の開催。
3万5千の観客席が設けられたそうだが、抽選倍率は高かったらしい。小生らは‘茅ヶ崎ヘッドランド’の付け根で鑑賞した。サザンオールスターズの音楽に合わせた花火は最高!

Photo Data: CANON EOS 5DmarkIII, EF24-70mmF2.8L USM
  f47mm, F22, 300sec, ASO100, 比較明合成:2枚

56-1.夜間瀬橋

夜間瀬鉄橋
 ⇒長野県下高井郡山ノ内町大字夜間瀬
2022年10月29日(FuSy)

長野電鉄の撮影地として人気のある“夜間瀬橋”を走りぬける「ゆけむり」の撮影を行った。
特急電車として使用されている「ゆけむり」は、長野電鉄1000系車両の愛称で、小田急電鉄で使用されていた‘ロマンスカー10000型(High Super Express)’を改良した車両。

参照.〔善光寺御開帳〕2015/5/23-24,〔長野電鉄〕2021/11/13

56-2.四阿山
 〜霧氷に覆われた尾根路を行く〜

パルコート嬬恋リゾート〜山麓駅(1450m)[10:20]⇒(嬬恋ゴンドラ)⇒山頂駅(2040m)[10:40]→〆→分岐(2230m)[12:00]→四阿山〆(2354m)[12:35/13:15]→〆→山頂駅[14:30]⇒仝[14:55]

2022年10月30日(ditto)

‘パルコール嬬恋リゾート’のゴンドラを利用して、百名山の一つ四阿山(あずまやさん)に女房ちゃまと参男と一緒に登った。

宿泊した「万座高原ホテル」には4つの源泉があり、黄色の硫黄泉が小生のお気に入り。

「嬬恋ゴンドラ(パルキャビン)」は、夏シーズンの営業が10月末までとのことだったので、駆け込みでの利用となった。ゴンドラの長さは3200mあって首都圏では最長とのことだ。所要時間は15分かかり長〜く感じる。
ゴンドラに乗ると、山麓付近では唐松(からまつ)の黄葉が山裾一面に広がり、標高が上がると白樺林に代わり、山頂付近では木々に霧氷が着くという、素晴らしい眺望が楽しめた。
山頂駅からは、霧氷に覆われた幻想的な尾根を伝って四阿屋山の山頂を目指した。所々に現れる、雪や氷が溶けてできたと思われる泥沼には閉口した。山頂直下の岩場に苦戦しながらも、頑張って登り切り山頂に到着した。
山頂で少し休憩をとり、帰りのゴンドラの時間を気にしながら急いで下山した。

57.ジムニー・シエラ君のミニカー

2022年11月3日【文化の日】

ジムニー・シエラ君の1周年記念で購入した‘ジムニー・シエラを模したウェットティッシュのケース’にプレゼントとなっていた‘ジムニーシエラのミニカー’が送られてきた。色は選べないとのことだったが、ラッキーなことに黄色のミニカーだった。
ゴロンと横になっている我が家の猫ちゃんの横?で記念撮影することにした。

参照.〔ポンタ君の被り物〕2022/1/19,〔ウェットティッシュケース〕2022/10/16

58.鍋割峠越え
 〜鍋割峠から旧鍋割峠へのトラバース〜

寄大橋(420m)[4:50]→コシバ沢出合[6:30]→(寄コシバ沢)→鍋割峠〆(1100m)[7:20]→(崩落〆)→旧鍋割峠〆[8:15]→オガラ沢出合[8:50]→(玄倉林道〆)→雨山橋(740m)[10:00]→雨山峠(950m)[10:50/11:15]→釜場平[12:00]→仝[13:00]
〔累積標高:1435m,距離:13.8q〕 地図

2022年11月6日(solo)

嘗て、鍋割峠は大切な生活経路として使われていたそうだが、関東大震災で北側の斜面が大崩落し道が寸断されてしまってからは通行できない。旧鍋割峠はオガラ沢乗越やオガラ沢打越とも記されているが、正しいことは謎となっている。

鍋割峠から崩落したザレた斜面を降って不安定な谷間を横断した後に対岸を登り返せば旧鍋割峠に出ることができる。
所々にある僅かな踏み跡と地図を頼りに対岸を目指してゆくのだが、ザレた斜面と急斜面が行く手を阻む。ルートを探しながら前進し、定置ロープに助けられトラバースを終了した。
鍋割峠も旧鍋割峠にも何度も訪れていたことが、目標を見失わなかったことに役だったと思う。ヒヤヒヤ・ドキドキの1時間であり、誰もいない秘境の紅葉・黄葉は感無量であった。
オガラ沢出合から雨山橋までの玄倉林道は、所々で崩落しており崩壊が進んでいる。熊木ダムの所にある素掘りのトンネル(9号隧道?)は、崩落する危険があるため通行止めとなっていた。迂回ルートがないので足早に通り抜けたが…そもそも立ち入り禁止区域であり注意が必要!
追伸.モバイルバッテリーを忘れたため、スマートホンの電池切れを起こし、地図のトレースが中断!

59.皆既月食

茅ヶ崎海岸ヘッドランドビーチ
 ⇒神奈川県茅ヶ崎市東海岸南

2022年11月8日

夕暮れの東の空で皆既月食が見られた。
久しぶりの好天気に恵まれた皆既月食となったので、‘茅ヶ崎ヘッドランド’から海越しに見える江ノ島を背景にした皆既月食の全行程を間欠撮影した。
間欠撮影では、5分ごとに月食の行程に合わせて露出を変えて月の移動を写してゆく。今では、撮影したデジタルデータを合成してゆくので、修正が可能なため容易に行える。
小生が40年以上前に挑戦したときは、1枚のフィルムに多重露出で月を重ねてゆくため、一度も失敗が許されない一発勝負であった…よく撮影できたものだなぁと懐かしくなった。
皆既月食の最中に天王星食が見られた。長男が撮影に成功したようで嬉しそうだった。次の皆既月食中に起こる天王星食は2235年とのこと。

60.みかん狩り

田代園

2022年11月12日(FuSy)

義母の具合が良くなく予定がたたないので、「レンタルテラス」は利用せずにみかん狩りのみを楽しんだ。
此処に訪れるのは今年で22回目となるが、今回初めて‘箱もぎ’に挑戦した。バーベキューをしなかったので、もぎ取りに専念できたぞ!
みかん園に立っている電柱には、裸電球が取り付けられていて、昭和レトロな感じが懐かしい。

61-1.天空の楽園 ナイトツアー

ヘブンズそのはら 富士見台ロープウェイ
 ⇒長野県下伊那郡阿智村
2022年11月18日(Fu)

「ヘブンズそのはら」は、環境省より‘日本で最も星が輝いて見える場所’の第一位に選ばれた村(2006年度)で知られ、期間限定で行われる「天空の楽園 ナイトツアー」に参加した。
富士見台ロープウェイの真っ暗な中で運行されるゴンドラに乗って標高1402mへ向かう。真っ暗のゴンドラは、登りも降りも感動的な初体験で、滅茶苦茶神秘的だった。
抜群の好天気と月齢に恵まれて星空を楽しむことが出来た。しかし、評判の空の暗さは予想を超えるものではなく、執拗い星空解説も一寸残念!

61-2.恵那山 〜展望のない展望台に登ったぞ〜

峰越林道ケート駐車場(1140m)[5:40]→広河原登山口[6:05]→恵那山〆〜最高地点(2191m)[8:40/9:45]→仝[11:45]

2022年11月18日(solo)

恵那山は、中央アルプスの最南端に位置し美濃地方の最高峰である。船を伏せたような山容から船伏山とも呼ばれている。
昼神温泉の“阿智の里ひるがみ”に女房ちゃまを残して、単独で登山口に向かった。山頂には、展望のないことで有名な展望台が建っている…登ってみたのだが、やはり展望はない!
六つある社の何処かが最高地点なのだそうだが…さっぱり解らなかった。

62.新江ノ島水族館

新江ノ島水族館
 ⇒神奈川県藤沢市片瀬海岸2丁目19−1
2022年11月23日【勤労感謝の日】(Fu)

7年振りに“新江ノ島水族館”を訪れた。新型コロナ感染症の影響で、存続が危ぶまれた時期もあったようだが、工夫を凝らし頑張っているようだ。
大水槽の底から泡を出す「泡時計」を、最前列に陣取って鑑賞した…面白いイベントだったが5分ほどで修了。
「クラゲファンタジーホール」入口では、‘スナイロクラゲ’が傘の根元に‘シマイシガニ’を伴ったまま水槽の中を漂っていた。

参照.〔ナイトアクアリウム〕2014/11/8,〔Penguiiin!〕2015/5/30

63.命日登山 〜結婚記念日と重なった高尾登山〜

高尾山口駅[6:30]→(6号路〆)→高尾山〆[7:55/8:50]→(1号路)→仝[10:15]

2022年11月26日(FuSy)

母の6回目の命日が近づいてきたので、毎年訪れている高尾山に登った。今回は、女房ちゃまとの結婚記念日に重なり、参男を伴って山頂を目指すことになった。
6号路を登って1号路を降り薬王院でお詣りするという定番のコースで、山頂ではレトルト食品の食べ比べを行った。天気予報では朝から雨マークだったものの、なんとか雨具は使わずに済んだ。

64.愛鷹山 〜雲一つない富士山と北里登山隊〜

山神社駐車場(740m)[6:20]→黒岳〆(1087m)[7:15/7:30]→鋸岳展望台→富士見台[9:00/9:15]→御前岳(1504m)[9:30/10:10]→呼子岳[11:00]→割石峠→東沢→仝[12:45] 地図

2022年11月27日(team)

久しぶりに北里登山隊で山登りに出かけた。富士山の眺めがよい山ということで愛鷹山を選んだ。日の出前に出発して黒岳山頂に着くと、雲一つない青空の下に富士山が聳えていた。
「愛鷹山」は富士山の南隣に位置しており、最高峰は御前岳(1504m)で、狭義には愛鷹山(1188m)を指す。昭和13年に発行された五拾銭紙幣には、“富士見台”で撮影された富士山が採用された。

65.だるま太陽

西海岸公園
 ⇒新潟県新潟市中央区西船見町

2022年12月3日(FuSy)

長男の大学卒業が近づいて新潟を離れる?ことになりそうなので、惜別のつもりで新潟を訪れることにした。日本海の見える晴れ渡った‘西海岸公園’で一休み!
「だるま太陽」は、冷え込みの強い時に、太陽がくびれて達磨のような形に見える現象。Ω(オメガ)サンとも呼ばれる。
参照.〔新潟〕2016/9/4,〔ドカベン〕2018/6/30

追伸.12月5日に岳母が永眠した。

66.雪降る丹沢山塊
 〜難関だった盆沢相尾根と雪の塔ノ岳西尾根〜

寄大橋[5:30]→雨山峠[7:40/8:10]→9号隧道〆→熊木沢出合[9:30/9:50]→棚沢ノ頭[12:10]→〆→蛭ヶ岳[13:35/13:50]→丹沢山[15:55/7:10](みやま山荘泊)→〆→塔ノ岳〆[8:10]→尊仏ノ土平〆[9:30/10:15]→鍋割山[11:50]→仝[13:35]
〔累積標高:2630m,距離:23.8q〕 地図

2022年12月17〜18日(solo)

丹沢山塊のトレーニングで、玄倉林道を二度跨ぐことに挑戦した。玄倉林道は今も通行止めで、‘9号隧道?’は立ち入り禁止となっていた。‘盆沢相尾根’は相変わらず厳しくて、道なき道が果てしなく続くため精神的に滅入ってしまう。

丹沢主脈に出ると、木々は樹氷に覆われ、神奈川県最高峰の蛭ヶ岳が聳えていた。ポカリスエットが凍っていて吃驚!
2年振りとなる“みやま山荘”で夜を明かすと、雪が10p程積もり真っ白な世界に変わっていた。
風もなく天気に恵まれたので、誰も歩かないであろう‘雪の塔ノ岳西尾根’に挑戦することにした。雪に覆われた尾根では登山道を見ることはできず、動物の足跡のみが谷底に続いていた。何度もルートを間違え修正し探しながら‘雪の尊仏ノ土平’に到着した。

豆知識.「ミソサザイ(鷦鷯)」は、スズメ目ミソサザイ科の留鳥。倒木の下などの狭い空間で昆虫などを啄んで食べる。和名の‘サザイ’は、小さい鳥を指す‘サザキ’が転じたとされる。
豆知識.「センニンソウ(仙人草)の綿毛」とは花後にできる痩果のことで、仙人の髭に似ることが名の由来となっている。

67.高尾山縦走
 〜高尾山口駅から陣馬山まで往復したロングトレイル〜

高尾山口駅[4:55]→(6号路)→高尾山[6:05]→城山[7:05/7:25]→景信山〆[8:10/8:45]→堂所山→陣馬山〆[10:40/11:40]→(崩落〆)→一丁平[14:15/14:30]→霞台園地〆[15:20/15:55]→仝[16:25] 〔累積標高:1950m,距離:29.6q〕 地図

2022年12月29日(solo)

高尾山口駅から陣馬山までのピストントレッキングに挑戦した。今までは、片道に7時間弱を要しているので、13時間程のロングトレイルになると予想された。

往路は峰の頂を踏破し、復路は巻道を利用した。所要時間は、休憩を含めて11時間30分となり予想より大分早かった。
折り返しとなる陣馬山の山頂にある“清水茶屋”で、名物の「陣馬うどん」を雪に覆われた富士山を眺めながら堪能した…暖かい饂飩が滅茶苦茶美味しい!
白沢峠と景信山の間にある‘693点’を巻く道は、ルートを大きく外れるため注意も必要だし時間もかかる。
通行止めとなっている城山山頂の巻き道を慎重に通り抜けた。崩落が2カ所で認められたが、確(しっか)りとした踏み跡が残り、歩くのには問題なさそうだった。
霞台園地の展望レストランで、定番となっている「天狗ドック」を注文した。天狗の鼻のようにバンズから飛び出したソーセージが特徴的だぞ!