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1.入笠山 〜モンベルのステップアップ雪山登山〜

富士見パノラマリゾート山麓駅(1050m)[10:20]⇒(ゴンドラ)⇒山頂駅(1780m)[10:55/11:15]→アカノラ山→山彦荘[11:45/12:10]→マナスル山荘→入笠山〆(1955m)[13:05/13:20]→山頂駅[14:25]⇒仝[14:45] 地図

2023年1月7日(event)

モンベルが企画した“軽アイゼンで楽しむステップアップ雪山登山”の入笠山に参加した。初めてのイベント参加に加え初めて12本爪アイゼンを装着したため戸惑うこともあったが、天気に恵まれ楽しい雪山歩きとなった。
“入笠湿原”はスズランの群生で知られており、17年前に家族で訪れた思い出がある。

2.福地山
 〜モンベルの福地山スノーシューハイク〜

むかし話の里〆(950m)[8:30]→無然平(1380m)[10:50]→展望台〆→福地山〆(1682m)[12:15/13:10]→仝[15:15]

2023年1月15日(event)

モンベルで企画された“雪の槍・穂高連峰の大展望 福地山スノーシューハイク”に参加した。
異例な暖かさのため雨降りという信じられない天気となり残念だったが、登山口へは容易に到着することができた。

スノーシューには、‘アトラス ヘリウムBC23’を新調した。更にトレッキングポールは、‘ブラックダイアモンド ディスタンスカーボンFLZ’を、スパッツには、‘GORE-TEX アルパインスパッツ’を初めて投入することとなった。
スノーシューを履いての登山は今回が初めてで、上手く歩くことができず四苦八苦の連続であった。がに股(外股)のために、板が重なってしまっていたようだ。
終日視界が悪く展望は期待できない天気だったが、展望台付近を登っているときに突然日が差し青空が顔を出した。気がつけば眼前に焼岳や穂高連峰がどっしりと聳えていた。山頂からも一時ではあったが、笠岳や槍ヶ岳を拝むことができた。
ガイド(原田)さんの熱弁が楽しく、聞き入ってしまった。

3-1.山小屋
 〜元祖納豆カレーで知られるカレーショップ〜

カレーショップ山小屋
 ⇒長野県長野市北石堂町1408

2023年1月21日(Fu)

「山小屋」は、小生が35年ほど前に訪れたことのある長野県にあるカレーショップ。長野駅近くの凄く細い路地に店があり、穴場のような雰囲気になっている。
“元祖納豆カレーの店”というキャッチコピーが当時より使われていて、滅茶苦茶懐かしかった。勿論注文したのは、ビーフカレー(辛口)+納豆+ベーコンエッグ!

3-2.大王わさび農場
 〜信州安曇野に広がる日本一のわさび園〜

大王わさび農場
 ⇒長野県安曇野市穂高3640

2023年1月22日(ditto)

「休暇村 リトリート安曇野ホテル」に宿泊し、一寸贅沢な会席料理を堪能し、暖炉で寛ぎ、デッキを散歩した。
翌日、日本一の広さを誇る「大王わさび農園」を訪れた。豊富な湧水が流れている広大な農園は圧巻の一言!

4.スノーシュー
 〜入笠山でスノーシューに挑戦〜

富士見パノラマリゾート山麓駅[8:40]⇒(ゴンドラ)⇒山頂駅[9:15]→入笠湿原〆→御所平〆→入笠山[10:35/10:55]→マナスル山荘〆[11:15/12:15]→山頂駅[12:50]⇒仝[13:20]

2023年1月28日(Sy)

参男を連れて、スノーシューの練習のために入笠山に登った。‘カジタックス スノーシュー46’を新調したので、前回使った‘アトラス ヘリウムBC23’を併せると贅沢な装備だ。

昨晩降った雪が残り、高速道路には冬タイヤ規制が出ていた。温度計の示す-11℃の気温に一寸焦ったものの、山頂以外は風もなく天気にも恵まれ寒さは感じなかった。
ゴンドラ山頂駅でスノーシューを装着して出発。既にルートにはトレースが付いていたが、早々にトレースから外れて大雪原に繰りだした。足跡のない雪原をラッセルしながら進むのは、体力を消耗するけれどスノーシューの醍醐味であり最高に楽しかった。山頂からの眺めもGOOD!
“マナスル山荘”では、長蛇の列に並んで名物となっているビーフシチューを注文した。肉が軟らかくとっても美味しかった。4月から山荘の名称が“Hutte New Casa”に変わるらしい。
超低温で酷使したためか三脚が破損…修理工場行き!

5.西吾妻山のリトルモンスターを求めて
 〜スノーシューで西吾妻山の樹氷原に挑戦〜

天元台ロープウェイ湯本駅〆(920m)[8:35]⇒(ロープウェイ)⇒(シラカバリフト)⇒(シャクナゲリフト)⇒(ツガモリリフト)⇒北望台(1810m)[9:30]→かもしか展望台〆→梵天岩[10:40]→〆→西吾妻山(2035m)[11:05/11:30]→〆→北望台[12:25]⇒仝[13:30] 地図

2023年2月4日(Sy)

昨年秋に強風のため断念した西吾妻山に登った。冬の西吾妻山は樹氷で良く知られ、スノーシューで訪れる人が多い。
追伸.西吾妻山で、1月29日と2月5日に遭難事故発生。

「西吾妻山」へは、南側の‘グランデコリゾート’からがアクセスし易いが、今年度で営業を終了する為かリフトが閉鎖されており、北側の‘天元台ロープウェイ’を利用することにした。
1時間ほどかけて、ロープウェイとリフトを4本乗り継いで行くのだが、最後のリフトは滅茶苦茶長〜い。樹林帯を登り抜けてカモシカ展望台に着くと、一面に樹氷原が広がっていた。
樹氷といえば、蔵王の“スノーモンスター”が有名だが、西吾妻山の樹氷は小振りなことから“リトルモンスター”と呼ばれる。
‘ツリーホール(木の周囲にできる穴)’に注意しながら山頂を目指すも山頂道標は雪に埋もれて確認できなかった。
下山開始すると天候が悪化。気温は-9℃ほどだが風か強く吹雪いてきたため、リフトに乗ると滅茶滅茶寒〜い。
追伸.11年振りに喜多方ラーメンの「源来軒」を訪れた。

6.雪を被った丹沢表尾根

菩提峠[5:20]→二ノ塔〆→三ノ塔〆[6:45/7:10]→烏尾山〆→新大日〆[9:15]→塔ノ岳[10:15/10:55]→新大日[11:25]→烏尾山[12:25/12:40]→三ノ塔[13:15]→仝[14:10]
〔累積標高:1475m,距離:11.7q〕

2023年2月11日【建国記念の日】(solo)

菩提峠から表尾根を縦走し、丹沢山か塔ノ岳まで往復する計画を立てていたが、前日に降った雪の影響を考えて目標を塔ノ岳に決定。難なく菩提峠に到着すると、積雪は10p程で雪は水を含み固くなっていた。

新雪に足跡を付けながら登っていくと、丁度三ノ塔で日の出を迎えた。一休みしチェーンスパイクを装着して塔ノ岳へ出発。白い雪を被った表尾根は、雲一つない青空や彼方に聳える雪化粧した富士山に下弦の月など凄〜く素敵だった。
途中でペースが落ち込んだのは、発汗による脱水や雪の影響だけではなく、(後から考えると)シャリバテもあったようだ…注意しないといけないぞ!
塔ノ岳の尊仏山荘で休憩し下山を開始すると、予想していたのだが、尾根路は泥沼状態となっていた。
表尾根の所々で、‘アセビ(cf.2021/4/10)’が蕾を付けていた。この赤い蕾が、2ヶ月後に白い花を咲かすとは驚きだ。
横浜消防のヘリコプターである“はまちどり2(JA152Y)”が青空の中を颯爽(さっそう)と飛んでいった。

7.守屋山 〜モンベルのステップアップ雪山登山〜

杖突峠駐車場〆(1240m)[10:45]→守屋山登山道入口(1340m)[11:40/12:20]→守屋山東峰〆(1631m)[13:20]→守屋山西峰(1650m)[14:00/14:15]→仝[15:55]

2023年2月18日(event)

モンベルで企画された“軽アイゼンで楽しむステップアップ雪山登山”の守屋山に参加した。
ガイド(上村夫妻)さんにアドバイスで、ピッケルを借りて初めて使ってみた。技術不足の為だが上手く使うのは難しいぞ!
守屋山は二峰からなり、どちらからも諏訪湖の眺め良い。

8-1.近畿・四国・中国地方の休暇村を巡る旅
 〜通算200回目となった記念キャンプ〜

2023年2月23〜24日(solo)
 休暇村_南淡路(No.15)
 天気:曇→雨,食事:活魚料理_沖(おまかせ定食)

2023年2月24〜25日(ditto)
 休暇村_瀬戸内東予(No.2-11)
 天気:曇/雨→晴,食事:Joy-full(西条東予店)_

2023年2月25〜26日(ditto)
 休暇村_大久野島(No.3)
 天気:晴/雨→晴,最低気温:-5℃
 食事:Shimanami taste buffet

足跡.→福良港〜海鮮料理_天羽商店(海鮮丼)〜練物屋(島にゃんぺん)→うずしおクルーズ→《休暇村_南淡路》→活魚料理_沖⇒渦の道→高知城→ひろめ市場〜明神丸(鰹たたき)→ 《休暇村_瀬戸内東予》→Joy-full⇒今治城→亀老山展望台→忠海港〜お好み焼きはんちゃん→[連絡船]→大久野島→毒ガス資料館→《休暇村_南淡路》⇒岡山後楽園→岡山城→

近畿・四国・中国地方の休暇村を巡り、200回目の記念となる梯子キャンプを行った。今回で休暇村キャンプ場の近畿を制覇し、総移動距離は、1896qとなった。

参照.〔「達人」の称号〕2010/8/28-29,〔SAITAMA〕2015/5/15-16

「休暇村_南淡路」は、淡路島の福浦港を見下ろす高台にある。キャンプ場は、高台を降りた海辺にあり、目の前を船が行き来する。鳴門海峡が近く、鳴門大橋に設けられた「渦の道」から“鳴門の渦潮”を楽しもう!
「休暇村_瀬戸内東予」は、“しまなみ海道”の四国側の玄関口にある。「養老山展望台」に登ると、果てしなく連なる橋と島々の眺望を満喫できる。
「休暇村_大久野島」は、忠海港や大三島盛港から船で渡るのだが、桟橋が修理のため忠海港から小型船のみのアクセスとなり、桟橋で3時間も待つ羽目となってしまった。 大久野島は“うさぎ島”とも呼ばれており、キャンプ道具一式を背負って島に渡ると、900羽以上いるというウサギ達が走り寄ってきた。目を覚ますと、凍り付いたテントの周りでウサギが餌を探していた。

8-2.うずしおクルーズ

うずしおクルーズ
 ⇒兵庫県南あわじ市福浦港

2023年2月23日【天皇誕生日】(ditto)

「うずしおクルーズ」は、淡路島の福浦港から出港し、鳴門海峡の渦潮を観望する60分程の船旅。春と秋の大潮時には、世界中でもここだけという直径20mにもなる大渦が現れる。
物凄く早い潮流が作りだす渦潮は、出現と消失を繰り返し留まってはいない。その渦潮を間近で観るクルーズは大迫力であった。

8-3.高知城

高知城
 ⇒高知県高知市丸ノ内1丁目2−1

2023年2月24日(ditto)

高知平野のほぼ中央にある大高坂山に築かれ、山の南を流れる鏡川と北を流れる江ノ口川を外堀としている。瓦や壁の色が鷹の羽の色に似ていることから鷹城とも呼ばれる。
天守は、南北に千鳥破風がつき東西には唐破風をつけた安土桃山時代の様式となっている。最上階には高欄を設けている。

8-4.鰹たたき

ひろめ市場
 ⇒高知県高知市帯屋町2丁目3−1

2023年2月24日(ditto)

「ひろめ市場」は、高知城近くの弘人(ひろめ)屋敷の跡地にある商店街。市場内の至る所にテーブルとイスがあり、好きなお店で買ったものを持ち寄って食べるスタイルとなっている。
「明神丸」は、本場土佐の藁焼き鰹たたきの専門店。元祖藁焼き鰹塩たたきは、ひろめ市場店で人気となり全国に広まったとのこと。店頭で鰹を藁で焼くのを楽しみつつ、鰹たたきの塩・タレセットと塩たたき寿司を注文した。

8-5.今治城
 〜堀に海水を引き入れた城〜

今治城
 ⇒愛媛県今治市通町3

2023年2月25日(ditto)

堀に海水を引き入れた特異な構造をしており、海から堀へ直接船で入ることができるなど海を最大限に活用した城となっており、日本三大水城の一つに数えられている。
天守の存在を示す資料が確認されてないため、天守が建てられたかについて結論が出ていない。

8-6.岡山_後楽園
 〜日本三名園を制覇したぞ〜

後楽園 ⇒岡山県岡山市北区後楽園1−5

2023年2月26日(ditto)

「後楽園」は、元禄文化を代表する日本庭園(大名庭園)で、日本三名園の一つ。
小生が45年前に修学旅行で訪れたときのことだが、池(沢の池)の畔に造られた築山(唯心山)のことを何故か強烈に覚えている。

8-7.岡山城

岡山城
 ⇒岡山県岡山市北区丸の内

2023年2月26日(ditto)

日本三名園の一つである「後楽園」を旭川対岸に擁している。外壁は黒塗りの下見板で覆われ‘烏城’の別名があり、金箔瓦が使われていたことから‘金烏城’とも呼ばれている。
修学旅行で訪れたときには、白い姫路城が白鷺城と呼ばれているのに対して、黒い岡山城を黒鷺城と呼んでいたという記憶があるが…?

9.縞枯山 〜一寸不思議な縞枯現象〜

北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅(1771m)[9:00]⇒(ロープウェイ)⇒山頂駅(2237m)[9:20]→雨池峠[9:40]→縞枯山(2403m)[10:05]→(縞枯〆)→展望台→茶臼山〆(2384m)[11:00]→五辻[11:35]→山頂駅[12:15]⇒仝[12:40] 地図

2023年3月4日(Sy)

「縞枯山」は、縞枯現象が有名であり、冬期はスノートレッキングで人気がある。確かに歩いていると、立枯れ地帯が所々に広がっている。参男は山頂の岩上で仁王立ちし、下坂で橇遊びで絶叫していた。
縞枯現象は、(オオ)シラビソの優占林で見られる現象。木々が帯状に立枯れするため、遠景では縞の模様が見られる。

10.笹のトンネル 〜またしても、ブーツを忘れちまった〜

幕山公園(150m)[6:35]→五郎神社[6:55](70m)→(笹のトンネル〆)→南郷山(611m)[8:25]→幕山(626m)[9:20]→湯河原梅林[9:50/10:20]→仝[10:35]

2023年3月11日(solo)

南郷山に2年振りに登った。山頂付近には笹藪が多く、登山道は‘笹のトンネル’や‘笹の小道’になっていて面白い。トンネルを潜(くぐ)れば山頂はもうすぐだ。山頂からは、真鶴半島や伊豆の島々の眺めがよい。
下山してくると幕山の山麓にある幕山公園では、“湯河原梅林「梅の宴」”が開催され賑わっていた。

家を出て直ぐに靴を忘れたことに気づいた。直ぐ戻って難を逃れたが、1年ほど前にも同じような失敗をしているぞ!

豆知識.「ウメ(梅)」は、バラ科サクラ属の落葉高木。500以上の品種があるとされ、果実を利用するものが‘実梅’である。未熟な果実は有毒だが、梅干しなどに加工され食用となっている。梅林や梅園が各地にあり、花見や梅まつりが開かれる。
「オオアラセイトウ(大紫羅欄花)」は、アブラナ科オオアラセイトウ属の年越草。別名の「ムラサキハナナ(紫花菜)」は、紫色の菜の花(アブラナ)の意で、アブラナと形状が似るだけでなく、食用として野菜や油を採取するなどの共通点がある。
「アオキ(青木)」は、ガリア(アオキ)科アオキ属の常緑低木。青々とした葉と赤い果実が特徴で、山地の林内に自生する。葉は民間薬や陀羅尼助(だらにすけ)の原料となる。

11.いちご狩り

すぎやまいちご園
2023年3月18日(whole)

痛恨の寝坊で、いちご狩りの予約時間に間に合わなかった。農園に連絡すると、満席で予約の取れなかった‘食べ比べ’へ参加する手筈にしてくれた…超ラッキー!
食べ比べは、【さちのか】・【もういっこ】・【よつぼし】・【紅ほっぺ】・【しずくっこ】・【かなこまち】・【あまえくぼ】・【ほしうらら】・【淡雪】・【おいCベリー】の10種類。
どれも美味しかったが、甘い白苺の【淡雪】が一番人気だった。次男の頭の方が赤いぞ!

12.牡蠣小屋

海の公園
 ⇒神奈川県横浜市金沢区

2023年3月20日(solo)

Covid-19の為に営業を中止していた「牡蠣小屋」が3年振りに復活した。3月31日までの冬期期間限定営業なので、時間を見つけて‘浜焼き’を楽しむことにした。
少しずつ、焼き方などが変わっていくが、旨いのは変わらない。

13-1.飯縄山

戸隠スキー場(1300m)[9:05]⇒(No3クワッド)⇒(No6クワッド)⇒瑪瑙山(1748m)[9:55]→〆→飯縄山〆(1917m)[11:30/11:55]→瑪瑙・高デッキ乗越[13:20]→ゲレンデ出合→仝[14:30] 地図

2023年3月25日(solo)

「飯縄山」は北信五岳(妙高山・斑尾山・黒姫山・戸隠山・飯縄山)の一つで、戸隠スキー場のリフトを利用するスノーシュートレッキンで人気がある。 瑪瑙山から出発したのだが、トレースは無いし誰も居ないしで、飯縄山まで単独ラッセルする羽目になった。下山時は瑪瑙山を迂回するルートを探し、地図を頼りに右往左往しながらゲレンデ出合に到着した。
追伸.帰り道、ジムニーシエラ君が雪に嵌まってさぁ大変!

13-2.長男の引っ越し

高田城
 ⇒新潟県上越市本庄町6

2023年3月26日(Fu)

長男が卒業して新潟県の新潟市から高田市に引っ越すことになり、卒業式に出席し引っ越しを手伝った女房ちゃまを迎えに行くことになった。
日本三大夜桜(弘前公園・上野恩賜公園・高田公園)の一つに数えられている「高田城址公園」では、‘観桜会’の準備が進められていた。
追伸.3月25日に観測史上最も早い開花宣言が発表された。

14.春の義理(ヤマザクラ)

戸沢〆[6:45]→(天神尾根)→分岐[8:05]→花立山荘[8:30]→塔ノ岳[9:05/9:45]→書策小屋跡[10:15/10:40]→(書策新道〆)→白竜ノ滝[11:30]→仝〆[13:40]

2023年4月1日【エイプリルフール】(solo)

久しぶりに戸沢から塔ノ岳を目指すことにした。戸沢の駐車場周辺では、山桜が淡ピンクの花を付け満開となっていた。

追伸.暖かい日が続いたためか、日本各地で統計史上最も早い桜の開花が相次いでいる。東京では3月14日に開花宣言が出され1位タイ(2020年)となった。

戸沢から天神尾根を登って塔ノ岳まで、2時間20分で到着。予想以上に早く到着しで天気も上々だった。一寸調子に乗って、2年振りに書策新道を降りることに決めた。
書策新道は、澤筋のトラバースが連続するルートで、彼方此方で崩落しており、現在は廃道となっている。2年前より崩落が進み荒れているように感じた。春の花を愛でながらゆっくりと下山とていくと、ロープを張られた急斜面に‘シロバナヤマルリソウ(cf2022/4/10)’が咲いていた。

豆知識.「ヒヨドリ(鵯)」は、スズメ目ヒヨドリ科に分類され、日本にぱ留鳥や漂鳥として生息している。ムクドリやツグミよりほっそりした体型で、喙は黒く尖り、頬に褐色の部分がある。鳴き声は「ビヨ!ピーヨ!」と甲高く、和名の由来ともいわれている。

豆知識.「マメザクラ(豆桜)」は、バラ科サクラ属の落葉低木でフジザクラ・ハコネザクラともいう。日本の固有種であり10〜11ある野生種の一つ。花は葉よりやや早く咲き、淡紅色の小さな花を下向きに付ける。
「ヤマザクラ(山桜)」は、バラ科サクラ属の落葉低木で、日本の固有種であり野生種の一つ。花は赤味を帯びた新芽の芽吹きと同時に開花し、白色から淡紅色の一重咲きである。
「キブシ(木五倍子)」は、キブシ科キブシ属に属する雌雄異株の落葉低木で日本固有種。葉が芽吹く前に淡黄色の総状花序の花をつけて垂れ下がる。
「コケリンドウ(苔竜胆)」は、リンドウ科リンドウ属に属する。越冬するロゼット状の根生葉が苔を思わせるほど小さく、春先のリンドウの中では最も小型で目立たない。

15-1.臥竜公園 〜30年以上前の思い出がある公園〜

臥竜公園
 ⇒長野県須坂市臥竜

2023年4月8日(Fu)

「臥竜公園」は、長野県須坂市にある総合公園で、‘日本さくら名所100選’・‘日本の名松100選’・‘長野の自然100選’に選定されている。
32年前になるが、結婚前の女房ちゃまと夜桜を見に来た思い出がある。女房ちゃまは、“昔と変わってないのね!”と喜んでいた。

15-2.散ってしまった‘観桜会’

高田城
 ⇒新潟県上越市本庄町6

2023年4月8日(FuRy)

日本三大夜桜の一つである高田城址公園の桜を見に出かけた。今年は桜の開花が全国的に早く、‘観桜会’の真っ只中にもかかわらず、桜の花は殆ど散っていた。夜桜は、桜の萼が赤く照らし出され、それなりの雰囲気を出していたが…?
内堀の畔に、一本だけ見事な花を付けているサクラを見つけた。真っ暗だったので、自前の照明でライトアップ!

16.食べ放題

すぎやまいちご園
2023年4月15日(Fu)

前回は麻寝坊の末に、‘食べ放題’→‘食べ比べ’へと好意でバージョンアップしていただいたので、今回は是非にでも‘食べ放題’に挑戦することにした。
食べ放題とはいっても、【紅ほっぺ】・【おいCベリー】・【淡雪】の3種類がある。前回好評だった【淡雪】を真っ先に堪能。美味しかったが、直ぐに食べ頃の実は無くなってしまった。 【おいCベリー】も殆ど食べ頃が無く、既に時期を過ぎてしまったようだ。一方で、【紅ほっぺ】は大粒の実がゴロゴロと生っており、甘みも酸味もあって滅茶苦茶美味しかったぞ!

17.ライチョウ 〜モンベルの春の立山スノーシューハイク〜
 〜日本一高所の温泉宿“みくりが池温泉”〜

扇沢[7:30]⇒室堂(2420m)[8:45]→(ライチョウ散策)→みくりが池温泉(2410m)[11:30/14:20]→室堂山荘→みくりが池温泉〆[16:45/7:50](温泉泊)→室堂[8:30]→一ノ越(2705m)[9:55/10:25]→室堂[11:35/12:05]⇒仝{13:20]

2023年4月19〜20日(event)

雪の室堂で「みくりが池温泉」に泊まることに惹かれてツアーに参加した。白いライチョウに逢えるかもという期待から雷鳥探しに奔走し、ハイマツに潜む姿を初めて愛でることができた。
天気に恵まれ、雪に覆われた立山の雪渓や一ノ越からの絶景が素晴らしかった…紫外線がキビシー!

「みくりが池温泉」は、標高2410mの日本一高所にある温泉宿。白く濁る硫黄の香りがする源泉掛け流しの温泉が自慢。 レストランで食べた‘白エビコロッケ定食’や挽き立てのコーヒーが美味しかったし夕食や朝食も豪華で吃驚だった。何より楽しみにしていた温泉は、温度が丁度良くて滅茶滅茶暖まるぞ!
ガイド(植松)さんの饒舌なお話が面白く、一緒に飲んだ日本酒が格別に旨かった。

豆知識.「ライチョウ(雷鳥)」は、キジ目キジ科ライチョウ属に分類される鳥類。日本では、国の特別天然記念物で絶滅危惧種に指定されている。氷河期からの生き残りと言われ、標高2400m以上のハイマツ林帯に生息している。 古来より‘神の使い’とされ、山岳信仰と結びついて崇められてきた。天気の悪い日に活発に活動することが名の由来とされ、羽根は冬は白く夏は雄が黒で雌が茶色の斑となり秋は灰色に変わる。

18.至仏山
 〜中止となったモンベルのステップアップ雪山登山〜

鳩待峠(1591m)[6:30]→〆→オヤマ沢田代→至仏山〆(2162m)[9:10/9:45]→高天ヶ原→山ノ鼻〆(1410m)[10:55/11:35]→仝[12:50] 〔累積標高:885m,距離:11.3q〕 地図

2023年4月29日【昭和の日】(solo)

モンベルで企画された“軽アイゼンで楽しむステップアップ雪山登山”の最終回となる至仏山が、残雪期利用期間の前倒しで日程変更となり、悪天候のため結局中止が決定された。
天候の良い日を選んで単独登山を計画し、尾瀬戸倉から鳩待峠行きの始発バス(6:00)に乗り込んだ。

至仏山は植生保護のため7月1日の山開き前は閉鎖されているが、4月下旬から5月上旬の残雪期利用期間に限って登ることができる。山頂からは尾瀬ヶ原が一望でき、燧ヶ岳・会津駒ヶ岳・平ヶ岳といった百名山が見渡せる。
至仏山から山ノ鼻への登り専用ルートもこの期間だけ降りることができる。残雪の斜面を‘尻セード’で豪快に滑り降りた…予想よりスピードがでるのでドキドキだった!
山ノ鼻から鳩待峠の間で、尾瀬の代名詞ともいえる‘水芭蕉’が芽吹いていた。
豆知識.「ミズバショウ(水芭蕉)」は、サトイモ科ミズバショウ属の多年草。湿地に自生し発芽直後より純白の仏炎苞と呼ばれる苞を開き、その中央に円柱状に小さな花が集まった花序を造る。 日本各地に多数の群落があり、“夏の思い出(作詞:江間章子、作曲:中田喜直)”で歌われている尾瀬は有名である。

19.久能山東照宮

久能山東照宮 ⇒静岡県静岡市駿河区根古屋390

2023年5月3日【憲法記念日】(Fu)

2023年の大河ドラマ「どうする家康」の関連で、久能山にある東照宮に出かけることにした。
「久能山東照宮」は、徳川家康公をご祭神としておまつりする全国東照宮の創祀。平成18年に社殿の漆塗り替えヶ完了し、平成22年に本殿・石の間・拝殿が国宝に指定された。
駿河湾に面した久能山下からの、曲がりくねって一寸崩れかかった1159段の石段が、表参道となっている。

20.クマガイソウの群生地

西桂町町民グラウンド(660m)[5:35]→厄神社[6:10]→登山口(740m)[6:25]→さすの平〆[6:55]→倉見山〆(1256m)[7:40/8:20]→堂尾山公園[9:10]→仝[10:00]→クマガイソウ群生地〆→仝[11:00] 地図

2023年5月4日【みどりの日】(solo)

大変珍しい「クマガイソウ」が咲く群生地が、見頃を迎えていることを知り見に出かけた。

クマガイソウ園が開くのが10時からなので、その前に近くにある倉見山に登ることにした。
厄神社の水場で水を補給し登山開始。さすの平からは三ツ峠山の眺めがよく、山頂から続く稜線では富士山の眺めがよい。
駐車場で靴を履き替えて、クマガイソウの群生地に向かった。

豆知識.「クマガイソウ(熊谷草)」は、ラン科アツモリソウ属に分類される多年草で、大きな花と扇型の特徴的な葉をつける。 和名の由来は、アツモリソウともに膨らんだ形の唇弁を昔の武士が背中に背負った母衣に見立て、源平合戦の熊谷直実(くまがいなおざね)と、平敦盛(たいらのあつもり)からきている。

豆知識.「ハルジオン(春紫苑)」は、キク科ムカシヨモギ属のに属する多年草。日本では帰化植物となっており、類似するヒメジョオンと共に道端や空地でよく見かける雑草。 一部の地域では“ビンボウグサ(貧乏草)”と呼ばれ、‘折ったり摘んだりすると貧乏になってしまう‘と言い伝えられている。
「ホタルカズラ(蛍葛)」は、ムラサキ科ムラサキ属に属する多年草。和名は、草むらの中に点々とつける花の色をホタルの光にたとえたことに由来する。
豆知識.つる植物(蔓植物)は、自らの剛性で体を支えるのではなく、他の樹木や物体を支えにすることで高いところへ茎を伸ばす植物で、蔓草・葛(かずら)などともいう。

21.東京湾フェリーで行く鋸山
 〜強風のため止まっていた鋸山ロープウェイ〜

久里浜港⇒(東京湾フェリー)⇒金谷港(5m)[7:15]→金谷駅→(表参道〆)→登山口[7:25]→日本寺分岐→東京湾を望む展望台〆(310m)[8:30/8:45]→日本寺〜地獄のぞき〆[9:05/9:55]→ロープウェイ山頂駅(262m)[10:10]→金谷港〆[10:50]⇒仝 地図

2023年5月5日【こどもの日】(FuMa)

神奈川県の久里浜港に車を停め、東京湾フェリーを利用して、千葉県の金谷港から鋸山に登ることにした。

珍しく次男が‘5月5日は暇だぁ〜’と呟いていたので山登りに誘った。女房ちゃまも一緒に行くことになり、東京湾フェリーの第1便(6:20)に乗るべく朝早く出発。 久里浜港では、ゴールデンウィーク中は駐車場が無いとのことで、‘くりはま花の国’の駐車場に車を止め、フェリーに乗り込んだ。
登山口より急な階段を登り‘東京湾を望む展望台’に到着。青空の好天気に恵まれ、抜群の展望に皆大満足。女房ちゃまが待望していた“地獄のぞき”は大混雑しており50分近く順番を待つことになった…丁度良い休憩となったようだ。 下山はロープウェイを使おうと山頂駅に向かうと、強風のため運転休止とのこと。残念ながら登った道を歩いて降りる羽目になった。金谷港では海鮮丼を食べ、帰りのフェリーに乗船した。

22.五月人形
 〜端午の節句に飾った鎧飾り〜

2023年5月7日

五月人形とは、こどもの健康と成長を願うものであり、こどもの代わりに厄を引き受けたり、子孫繁栄を願うという意味も込められている。
長男が就職して一人前となったはずだが、相変わらずお気に入りの刀を振り回す姿は、幼少期と何も変わらない!
次男と参男は、またまだ大学生で頑張っている。

23-1.残雪の苗場山

小赤沢三合目駐車場(1310m)[6:40]→六合目付近??→八合目(2000m)[8:40]→苗場山〆(2145m)[9:15/9:55]→仝[12:30]
〔累積標高:870m,距離:9.3q〕 地図

2023年5月27日(solo)

残雪期の苗場山に登った。例年は6月中旬まで雪が残るそうだが、今年は雪が少ないので、一寸高を括って出発した。
五合目を過ぎた辺りから、登山道は残雪に覆われ、予想が甘かったことを痛感。六合目付近で登山道を見失い、急斜面の雪渓を右往左往した。登頂を諦めかけた矢先に、偶然登山ルートを見つけることができたが…経験・情報の不足を反省!
山頂には残雪とともに、見事な池塘郡が広がっていた。

豆知識.「ルリビタキ(瑠璃鶲)」は、スズメ目ヒタキ科に分類される。体側面はオレンジ色の羽毛で覆われ腹面は白い。オスの頭部から上面は青くメスは緑褐色である。
豆知識.「イワカガミ(岩鏡)」は、イワウメ科イワカガミ属の常緑多年草で高山植物の一種。和名の由来は、岩場に生え光沢のある葉を鏡に見たてたもの。
「オオカメノキ(大亀の木)」は、カマズミ科カマズミ属の落葉低木。葉が虫に喰われやすくムシカリ(虫刈)とも呼ばれる。白色の両生花の周りに、大きな5枚の花弁を持つ装飾花が縁取る。
「ショウジョウバカマ(猩々袴)」は、メランチウム科ショウジョウバカマ属の常緑多年草。葉は広く線形でロゼット状に広がり、花の色は場所によって淡紅色・紫色・白色と変化に富む。
「ミツバオウレン(三葉黄連)」は、キンポウゲ科オウレン属の多年草。花弁と萼片は通常5個だが、キンポウゲ科では数の異変は珍しくない。花茎は緑色で、恨出葉は3出複葉。

23-2.信州なかのバラまつり

一本木公園
 ⇒長野県中野市一本木495−6
2023年5月28日(Fu)

信州中野の南照寺で行われた岳母の納骨式に出席した。
「信州なかのバラまつり」が開催されており、3年連続で一本木公園を散策した…女房ちゃまは黄色いバラを購入!

追伸.5月26日に「長野県中野市立てこもり事件」がおこり、納骨式が危ぶまれた。

24.薔薇

2023年6月2日

長野県中野市の「一本木公園」で購入した薔薇(ゴールデン・ボーダー)が黄色い花を咲かせた。
我が家で玄関奉行をしている「みたまちゃん」も、ちょっと気になるようだ。

25.さくらんぼ狩り

手塚農園

2023年6月4日(Fu)

台風と前線による災害級の大雨で交通網が寸断され、1日遅れのさくらんぼ狩りとなった。「手塚農園」は、5年目となる。
今年は実りが良いとのことで、【佐藤錦】と【高砂】は、安定して美味しかった。【紅豊】・【紅秀峰】・【アルプス紅扇】の食べ比べが、女房ちゃまのお気に入りのようだ。

豆知識.「マツバギク(松葉菊)」は、ハマミズナ科マツバギク属の多年草。花はキクに似ており、細い花弁が多数並び紫色で光沢がある。朝に花が開き、夕方には花が閉じる。

26-1.大台ヶ原(日出ヶ岳)

大台山上駐車場(1570m)[5:00]→日出ヶ岳〆(1695m)[5:25/50]→正木嶺〆→大蛇グラ(1579m)[6:50]→仝[7:55] 地図

2023年6月17日(solo)

登山口にある駐車場で車中泊を行った。夜十時頃に到着したのだが、近年見たことの無い満天の星空に感動。此処は、星空観測で有名な場所なのだそうで、日出ヶ岳山頂にある展望台では星空撮影がよく行われるらしい。
登山道は、物凄く整備されていて、日出ヶ岳山頂から大蛇グラへと尾根伝いに歩いたが、青空にも恵まれて終始快適だった。

26-2.大峰山(八経ヶ岳)
 〜八剣山とも呼ばれる近畿地方の最高峰〜

行者還トンネル西口駐車場(1094m)[9:45]→奥駈道出合(1500m)→弁天の森→弥山小屋〆(1890m)[13:10/13:30]→八経ヶ岳〆(1915m)[14:00]→弥山〜弥山小屋〆[14:40/6:25](小屋泊)→仝[8:20] 地図

2023年6月17〜18日(ditto)

奈良にある二つの百名山に登った。車中1泊に山小屋1泊の2泊3日の行程で、総走行距離は1161qとなった。登山口まで8〜9時間の道程は遠かったぞ!

午前9時過ぎに登山口にある駐車場に到着すると第一・第二駐車場とも既に満車となっていたが、山小屋泊であることを伝えると奥の空きスペースに車を停めさせてくれた。
一寸欲をかいて重めの荷物を背負って出発し、奥駈道出合までの高低差400mをややゆっくりと登った。山小屋下の急登で足が動かなくなった。荷が重い為だと思い小屋に荷物を預けて八経ヶ岳を往復したのだが、足が重いことに変わりなく小屋に戻るとへたり込んでしまった。
思い返せば、二つの山の梯子に時間を追われて、朝から御握りを二つしか食べていないことに気づいた。シャリバテとは何と未熟な失敗であろうか…反省!
山小屋は、滅茶苦茶奇麗で快適だし、食事は朝夕とも似たスタイル・メニューながら旨く、何よりスタッフの笑顔が素敵だ!

27.本沢温泉 〜雲上の湯〜
 〜日本最高処野天風呂 標高2150米〜

本沢入口4WD駐車場(1850m)[6:00]→本沢温泉(2110m)[7:10]→野天風呂(2150m)[7:40/8:50]→仝[10:00]

2023年6月24日(Ma)

映画『ゆるキャン△』に登場した山奥の秘湯である「本沢温泉」には、一度訪れたいと思っていた。次男坊が暇そうにしていたので、聖地巡礼?というほど大袈裟ではないが、一寸出掛けてみることにした。

本沢温泉は、秘湯中の秘湯と云われるだけあり、本沢入口にある駐車場から林道を2時間以上も歩いたところにある。本沢入口からゲート手前の駐車スペースまでは、4WD車のみ通行可能な悪路だった。
悪路を得意とする‘ジムニーシエラ君’で林道に侵入。予想を上回る半端ない悪路が続き、所々に乗り捨てられた車が停まっていた。4WDでも走れなくなる車がある場所なのだと理解した。ゲート手前には6台の車があり、4台がジムニーだった。
本沢温泉の野天風呂は「雲上の湯」とも呼ばれ、“日本最高処野天風呂 標高2150米”という秘湯である。川の流れる谷の斜面に作られた湯船からは、硫黄岳の爆裂火口壁が眼前に迫り大迫力のロケーションである。

湯船の周りには脱衣所すら無い混浴で、入浴するには其れなりの準備が必要だ。湯温は季節によって異なるらしいが、何時までも入っていられる丁度よい湯加減で、気持ちのよい乳白色の湯に長湯してしまった。

豆知識.「クルマバソウ(車葉草)」は、アカネ科ヤエムグラ属の多年草。茎は直立し途中で分岐せずに葉を6〜10個輪生する。輪生する葉の形や大きさが同じで放射状・車輪状に見えることが和名の由来。
「カラマツソウ(唐松草)」は、キンポウゲ科カラマツソウ属の多年草。葉は3〜4出複葉で、茎の先端に白く細い線状の小花をつける。和名は花の形状が唐松の葉に似ることに由来。

28-1.開山日に登った会津駒ヶ岳

駒ヶ岳登山口(1100m)[5:30]→池ノ平→駒の小屋〆〜駒ノ大池(2060m)[8:30/8:45]→会津駒ヶ岳〆(2133m)[9:00/9:20]→仝〆[10:55] 〔累積標高:1100m,距離:8.4q〕 地図

2023年7月1日(solo)

登山口が近くにある百名山の「会津駒ヶ岳」と「燧ヶ岳」に登った。偶然にもどちらの山も登山日と開山日が重なった。
記念のバッヂを配布するとのことだったが、時間や配布場所が合わず、頂くことはできなかった〜残念!

車中泊のつもりで深夜に駐車場に到着すると、雨降りにもかかわらずほぼ満車状態であった。明るくなってから話を聞くと、開山日に配布される記念バッヂを目当てに集まっているらしい…開山日とは知らず、どうりで人が多いわけだ!
駒の小屋(駒ノ大池)に着くと残雪で登山道が覆われていた。アイゼンが必要なほどではないものの準備すらしていない甘さに反省。山頂からの視界は無く、山頂道標だけが迎えてくれた。

豆知識.「ハクサンコザクラ(白山小桜)」は、サクラソウ科サクラソウ属の多年草で高山植物。日本海側の高山帯に分布し、雪渓周辺や湿地帯などの湿った場所に群生する。花はピンクの5弁花だがハート型に深く切込み10弁花のように見える。

28-2.開山日に登った燧ヶ岳

沼山峠(1710m)[13:40]→(会津沼山街道)→尾瀬沼〜長蔵小屋〆(1660m)[16:40/6:50](小屋泊)→(長英新道)→俎(マナイタ)グラ〆(2346m)[9:30]→燧ヶ岳〜柴安グラ〆(2356m)[9:45/10:25]→(雪渓)→熊沢田代〆(1986m)→広沢田代→御池(1531m)[12:55] 〔累積標高:920/1120m,距離:12.9q〕 地図

2023年7月1〜2日(solo)

尾瀬沼の畔にある長蔵小屋に泊まり、燧ヶ岳へ登った。駐車場のある御池からシャトルバスで沼山峠へ到着。12年前に次男と歩いた木道を懐かしく思いながら尾瀬沼に向かった。
長蔵小屋では、尾瀬の山小屋ならではの風呂に入り、豪華な食事を頂いて直ぐに爆睡してしまった。

翌日は燧ヶ岳の開山日で、空は昨日とは打って変わって晴れ渡り、燧ヶ岳の山頂にある俎(マナイタ)グラと柴安グラという2つのピークからは、尾瀬ヶ原から尾瀬沼までを見下ろす絶景が楽しめた。開山日のためか天気のためか多くの人で賑わっていた。
御池を目指して下山してゆくと、予想もしていなかった長い雪渓の降りに直面した。アイゼンが無く一歩一歩慎重に進んだ。更に融水の流れる沢下りも待っていた。やっとの思いで熊沢田代に着くと、青空の下に燧ヶ岳が聳えていた。

豆知識.「ゴゼンタチバナ(御前橘)」は、ミズキ科ミズキ属の多年草。リンネの『植物の種』に記載された植物。花が咲く株は葉が6枚で輪生し、咲かない株は4枚である。
「ツガザクラ(栂桜)」は、ツツジ科ツガザクラ属の常緑小低木。日本の固有種で、高山の岩場に生息する。和名は葉が針葉樹の栂(ツガ)に似て、花がサクラ色をしていることによる。

29.中央アルプスの女王“空木岳”
 〜中級者レベル3(☆☆☆)への試練〜

駒ヶ根高原スキー場(920m)[4:10]→登山口(1370m)[5:15/5:40]→タカウチ場→水場[6:40/7:10]→マセナギ(1980m)[7:55/8:10]→ヨナ沢の頭[9:45/10:05]→空木平避難小屋~[11:40/12:15]→ 空木岳~(2864m)〜駒峰ヒュッテ~[13:30/5:10](小屋泊)→駒石~→池山小屋[8:05]→池山(1774m)→登山口[9:20]→仝[10:20]
〔累積標高:2210m,距離:19.0q〕 地図

2023年7月22〜23日(solo)

参照.〔神奈川県最高峰 蛭ヶ岳〕2019/9/27-28,〔尊仏ノ土平を越えて〕2022/5/22

中級者レベル3の試験を‘空木岳の登頂’に決めて準備してきた。標高差が約2000mあり、時間に余裕ができるように山小屋泊としたが、山小屋は素泊まりのみで寝具のほか食事3食分と水4L程を担ぐ必要があった。 荷を軽くするために途中にある二カ所の水場を利用するつもりで浄水器を用意した。池山小屋の水場は枯れており、水補給のリスクについて痛感!
8時間弱の登山道を休憩を多めにとって9時間強かけて山頂に到着。山頂では雨がパラついて視界はなかったが、ヒョッコリとライチョウが姿を見せてくれた…疲れが一気に吹き飛んだ!
山頂直ぐ下にある駒峰ヒュッテの小屋番は登り道ですれ違った素敵なお姉さんで、暖かいカップ麺と炭酸飲料を頂くことができた。夜7時には消灯とのことで、朝4時には活動開始した。
ガスが晴れて、日の出にも展望にも恵まれ下山開始。池山付近で遂に膝が悲鳴をあげてしまいペースダウンすることに…。

山歩きのレベル.☆:ショートトレイル,累積高低500m未満,4時間未満。☆☆:累積高低1000m未満,6時間未満。☆☆☆:累積高低1500m未満,8時間未満。 ☆☆☆☆:累積高低2000m未満,10時間未満。☆☆☆☆☆:ロングトレイル,累積高低2000m以上,10時間以上。

豆知識.「コバノイチヤクソウ(小葉の一薬草)」は、ツツジ科イチヤクソウ属の常緑多年草。亜高山帯の林内などに生え、白色の花を数個下向きにつける。高山帯には釣鐘型の花を咲かせるツツジ科の植物が多い。
「マイヅルソウ(舞鶴草)」は、スズラン亜科マイヅルソウ属の多年草。亜高山帯の針葉樹林に多く群生する。葉の模様が舞鶴紋に似ることや、花の咲く姿が鶴が舞う形に見えることが名の由来。

豆知識.「モミジカラマツ(紅葉唐松)」は、キンポウゲ科モミジカラマツ属の宿恨性多年草。花がカラマツの葉の付き方に似て、葉がモミジの葉に似ている。モミジショウマとも呼ばれる。
「ハクサンフウロ(白山風露)」は、フウロソウ科フウロソウ属の多年草。高山の雪渓周辺の草地に生える。葉は掌状に5深裂し、裂片は更に2〜3裂する。花はピンク色で花弁は5枚。
「シナノキンバイ(信濃金梅)」は、キンポウゲ科キンバイソウ属の多年草で高山植物。花は鮮やかな黄色で花弁に見える萼片は5〜7枚で、葉には深い切れ込みがある。
「アオノツガザクラ(青の栂桜)」は、ツツジ科ツガザクラ属の常緑小低木で高山の岩場や草地に生える。名は青っぽい花をつけるツガザクラ(cf2023/7/1-2)という意味。
「イワカガミの実(cf2023/5/27)」は、‘さく果’で熟すると下部が裂け種子が散布される。

30.網笠山
 〜三年目に入った横濱登山隊〜

観音平駐車場(1560m)[8:05]→雲海(1870m)[9:00]→押手川(2100m)[10:00]→?→網笠山~(2534m)[11:45/12:05]→青年小屋[12:30/13:00]→押手川→仝[15:50] 地図

2023年7月29日(team)

山頂からの眺望は抜群だったが、暑さに耐えかねて直ぐ下山。途中にある青年小屋で食べた‘かき氷’が旨い!

豆知識.「イワオトギリ(岩弟切)」は、オトギリソウ科オトギリソウ属の多年草。オトギリソウの高山型で亜高山帯から高山帯に分布。鷹匠の兄が、鷹の傷の妙薬である草の秘密を、弟が漏らしたため斬り殺したという伝説が名の由来。
「クルマユリ(車百合)」は、ユリ科ユリ属の多年草。花は茎の上部に数個が互生し6枚の花被片は鮮やかなオレンジ色で、葉は茎の中央で輪生する。和名は、茎に輪生する葉を車輪の輻(や)にたとえたもの。
「ルイヨウショウマ(類葉升麻)」は、キンポウゲ科ルイヨウショウマ属の多年草。茎の先端に総状花序をだして白い花を多数つける。果実は黒く熟すが、同類に果実が赤くなるアカノミルイヨウショウマがある。 “ショウマ”の名を持つ植物は、メギ科・キンポウゲ科・ユキノシタ科・バラ科・アジサイ科などに存在し、草の姿や形がよく似ている。

31.ちがさき花火大会

サザンビーチちがさき
 ⇒神奈川県茅ヶ崎市中海岸

2023年8月5日(19:30〜20:10)

「第49回サザンビーチちがさき花火大会」が開催。Covid-19のために、中止されたり短縮されていた茅ヶ崎の夏に行われる風物詩が帰ってきた。
今年は、ルーフバルコニーで花火鑑賞のみを女房ちゃまと楽しんだ。近所の家が建て替えられ、花火の見え方も変わってきたようだ!

Photo Data: CANON EOS 5DmarkIII, EF70-200mmF2.8L USM
  f130mm, F25, 180sec, ASO100
  比較明合成:4枚, 2倍トリミング

32-1.妙高山
 〜越後富士とも呼ばれる‘世界の中心の山(仏教界)’〜

燕温泉(1170m)[5:10]→光明滝・称名滝→北地獄谷分岐~[6:35]→天狗堂(1930m)[7:35]→風穴→鎖場~→妙高山南峰~(2454m)〜北峰~(2446m)[9:55/11:20]→北地獄谷[12:55]→仝[14:25]
〔累積標高:1450m,距離:10.2q〕 地図

2023年8月11日【山の日】(Ry)

長男が住んでいる上越市から仰ぎ見る妙高山に登った。是非にと言うことで、長男も一緒に登ることになった。

山の日だからだろうか、燕温泉の駐車場には車中泊組など多くの車が停まっていた。時折硫黄臭のする登山道は、光明滝・称名滝まで舗装されている。 北地獄谷から胸突八丁と呼ばれる急登となり、天狗堂を越え風穴を過ぎると核心部ともいえる鎖場に始まる中央火口丘の溶岩ドームの登坂が待っている。
妙高山には南峰と北峰があり、南峰が最高地点であるが、北峰が山頂とされている。山頂からは日本海から長野市街までを一望でき、隣りには火打山・焼山が聳えている。

豆知識.「ミョウコウトリカブト(妙高鳥兜)」は、キンポウゲ科トリカブト属の疑似一年草。ミヤマトリカブト(深山鳥兜)の変種で、高山植物であり有毒植物。トリカブト(cf.2020/9/21)

32-2.蓮の花

高田城
 ⇒新潟県上越市本庄町6

2023年8月12日(Fu)

東洋一と言われる高田城址公園の蓮を見に出かけた。外堀を埋め尽くす桃色と白色の蓮には大きさでも数でも圧巻!。
戊辰戦争や凶作によって悪化した高田藩の財政をレンコンで立て直すためにハスを植えたことが始まり。

豆知識.「ハス(蓮)」は、ハス科の多年生水生植物。地下茎は“レンコン(蓮根)”といい野菜名として通用する。古名の‘はちす’は、花托の形状を蜂の巣に見立てたとされる。

33.御嶽山
 〜9年前に未曾有の火山災害が起こった霊峰〜

中の湯(8100m)[4:50]→行場山荘→女人堂(2480m)[6:25/6:45]→(黒沢口登山道)→石室山荘→剣ヶ峰(3067m)[8:45/9:20]→二ノ池山荘→摩利支天山(2960m)[10:55]〜飛騨頂上(2811m)〜五の池小屋[11:45/12:15]→開田頂上(三ノ池)→屏風岩→(三ノ池道)→女人堂[14:05]→仝[15:05]
〔累積標高:1475m,距離:12.8q〕 地図

2023年8月26日(solo)

御嶽山は標高3067mあり、日本に21座ある3000峰の14番目の高さを誇る活火山である。

御嶽山は、平成26年(2014年)9月27日に噴火し、火口付近に居合わせた登山者ら58名が死亡し行方不明は5人となり、日本における戦後最悪の火山災害となった。
地獄谷火口から500mは立入規制となり剣ヶ峰や王滝頂上には登れなくなっていたが、令和4年から期間の限定やヘルメットを着用することで一部の登山道が規制解除された。
御嶽山は、独立峰としては富士山に次ぐ2番目の高さを誇り、山頂から眺める360度の景色は見事であった。山頂直下にある二ノ池は、日本最高所(2905m)の高山湖だったそうだが、火山灰で埋もれてしまい面影は無くなっていた。
剣ヶ峰からは、摩利支天山や三ノ池の方面へと下り、素敵な佇まいの五の池小屋で休憩し食べたおでんが旨い。美しい水面の三ノ池から女人堂までは人影が無く心細かった。

追伸.同日、御嶽山登山者参加型避難訓練とビーコンを活用した登山者把握実験が行われた。避難訓練は噴火の放送が聞こえたら避難小屋やシェルターに避難するというものだったが、三ノ池道にいた小生には放送は聞こえなかった…残念!

豆知識.「ナナカマド(七竈)」は、バラ科ナナカマド属の落葉高木。深紅に染まる紅葉や果実が美しいことで知られる。名前の由来は、材が堅く7回竈に入れても燃え尽きないとか、炭にするには7回竈に入れる必要があるからなどと言われている。
「シラタマノキ(白玉の木)」は、ツツジ科シラタマノキ属の常緑小低木。萼が肥大して果実を覆い白い玉状になることが名の由来で、‘シロモノ’とも呼ばれる。同種の果実が赤くなる‘アカモノ’のほうが多く、白い実は珍しいらしい。

34.乗鞍岳五座

畳平(2700m)[10:05]→肩ノ小屋(2770m)[10:40/11:10]→剣ヶ峰(3026m)[12:10/12:30]→蚕玉岳[12:40/13:00]→肩ノ小屋[13:20]→富士見岳[13:50]→標高2716→大黒岳[14:15]→魔王岳[14:45]→仝[14:55] 〔累積標高:590m,距離:7.8q〕 地図

2023年9月2日(FuSy)

乗鞍岳は最高峰の剣ヶ峰が標高3026mあり、日本に21座ある3000m峰の19番目の高さを誇る。山頂直下にある権現池は日本で2番目に高い(2840m)ところにある湖沼。
乗鞍岳五座と言われている剣ヶ峰・蚕玉岳(こだまだけ)・富士見岳・大黒岳・魔王岳に登った。

女房ちゃまと参男を連れ立って、休暇村_乗鞍高原に前泊し乗鞍岳に登る計画を立てた。天気の案配で登山をしてからの宿泊に計画変更。 9時6分のシャトルバスに乗って‘乗鞍エコーライン’を約50分走り畳平に到着した。畳平の手前にあるバス停_標高2716は、日本最高所のバス停で知られている。
肩の小屋でそば・うどんを食べてエネルギー補給し、女房ちゃまは乗鞍のTシャツを購入し御機嫌。此処からは岩場の急登が続きゆっくりと山頂を目指した。3000m越えの山頂からの眺望には、は女房ちゃまも参男も満足気だった。

豆知識.「ホシガラス(星鴉)」は、スズメ目カラス科ホシガラス属に分類される。高山帯から亜高山帯に生息しており、冬期はやや低地に降りてくる。体色は黒茶色で、白い斑点が縞をなし星空のように見える。

35.1/2百名山 〜初めての前泊登山〜
 〜プリンスルートで登った平ヶ岳〜

平ヶ岳中ノ岐登山口(1270m)[5:35]→玉子石分岐[7:30]→平ヶ岳(2141m)[8:10/8:40]→姫ノ池[9:05/9:25]→玉子石[9:45]→光苔群生地→仝[11:30] 〔累積標高:1030m,距離:8.8q〕 地図

2023年9月7日(solo)

「日本百名山」とは、文筆家で登山家だった深田久弥が実際に登頂し選んだ100座の山岳随筆集。
小生は、半分にあたる50座を目標としてきた。そして今回が、“1/2百名山”となる50座目目となった。さて次は、75座を目標とするか!

平ヶ岳は新潟県と群馬県の県境に聳え、標高は2141mである。自然保護のために山小屋や避難小屋はなく幕営も禁止されており、鷹ノ巣登山口から登るクラシックルートは往復に12時間ほどかかるため、日本百名山の中で‘日帰り登山の最難関’と言われている。
嘗て、皇太子殿下が登ったことから、プリンスルートと呼ばれている中ノ岐登山口から登るルートがある。所要時間は7時間程であるが、登山口は長い林道の先にあり一般車通行禁止なため、銀山平温泉の宿に泊まり送迎してもらう必要がある。
「民宿樹湖里」に宿泊し、プリンスルートで平ヶ岳に登った。
山頂付近には地唐が点在し、玉子石という奇岩も面白い。登山口付近にあるヒカリゴケは素晴らしく奇麗だった。

参照.〔1/4百名山〕2022/1/10-11

豆知識.「ヒカリゴケ(光苔)」は、ヒカリゴケ科ヒカリゴケ属のコケで、1科1属1種の原始的かつ貴重なコケ植物。ヒカリゴケは自力で発光するのではなく、原糸体のレンズ細胞が僅かな光を反射することによる。レンズ細胞には葉緑体が多いため、反射光は金緑色になる。
「オオシラビソ(大白檜曽)」は、マツ科モミ属の常緑針葉樹で日本の特産種。中部地方から東北地方の亜高山帯に分布し、アオモリトドマツとも呼ばれる。雪の少ない太平洋側にはシラビソが多く、日本海側の多雪地の山岳にはオオシラビソが優位。
「イワショウブ(岩菖蒲)」は、チシマゼキショウ科イワショウブ科の多年草で日本海側の亜高山帯の湿地に生える。花序が粘り、微少な虫が付着することからムシトリゼキショウの別名がある。花茎の先端に線香花火が弾けたような白〜淡紅色の花をつけ、果実は刮ハで秋には赤く色付く。

36.ココヘリ

2023年9月10日

万が一の遭難に備えて、山岳保険「ココヘリ」に入会した。
発信器機能の付いた会員証端末で、非常時に対応してくれるのだそうだ…一寸安心!

37.第46回日本美容外科学会総会

パシフィコ横浜 会議センター

2023年9月13〜15日

“日本美容外科学会総会”のカメラ・スタッフとして、学会前日から学会2日目の最終日まで、インターコンチネンタルホテルに宿泊して参加した。
学会前日には、会長招宴がチャタークルーズ「マリンルージュ」で開催され、初日の総合懇親会では、バイオリン・ピアノ演奏や‘MissSAKE’による神奈川の銘酒紹介が行われた。
最終日の後に、“北里大学医学部 形成外科・美容外科 創立50周年記念祝賀会”が催され幕が降ろされた。

38.甲斐駒ヶ岳

北沢峠(2030m)[2:45](こもれび山荘泊)→双子山(2649m)[4:25]→駒津峰[5:15/5:35]→(岩稜直登コース)→甲斐駒ヶ岳(2967m)[6:55/7:35]→摩利支天[8:05/8:25]→駒津峰[9:15]→仙水峠[10:05]→仝[11:15] 〔累積標高:1215m,距離:8.7q〕 地図

2023年9月17〜18日【敬老の日】(solo)

日本百名山を記した深田久弥は「甲斐駒ケ岳は名峰である。もし日本の十名山を選べと言われたとしても、私はこの山を落とさないだろう」と述べている。
伊那谷周辺では、甲斐駒ヶ岳を東駒ヶ岳、木曽駒ヶ岳を西駒ヶ岳と呼ぶのだそうだ。

全国に18座ある駒ヶ岳と名の付く山のなかで、最高峰である甲斐駒ヶ岳に登った。
北沢峠にある「こもれび山荘」に宿泊し、午前3時前の真っ暗ななかで山頂を目指した。双子山では霧に包まれたものの、日の出となった駒津峰では晴れ渡り、雲海と“モロゲンロート”が広がった。赤く染まった富士山・北岳・間ノ岳・仙丈ヶ岳・鳳凰三山そして甲斐駒ヶ岳には目を見張った。
岩稜直登コースに挑戦して山頂に到着した。甲斐駒ヶ岳を際立たせている花崗岩質の白い岩肌は脆くザレているので注意。山頂道標の直ぐ近くにある祠(ほこら)の格子には、旅の安全を願う奉納された草鞋(わらじ)が括(くく)られていた。
下山は巻き道を通って摩利支天に寄り道し、岩塊(がんかい)斜面に挟まれた仙水峠のゴーロ帯を経由して、北沢峠で臨時バスに飛び乗った。

39.矢櫃峠 〜「涸沢カール」を目指して!〜

ヤビツ峠(760m)[5:40]→大山(1252m)[7:05/7:30]→仝[8:30]
〔累積標高:520m,距離:4.2q〕

2023年9月24日(FuSy)

「涸沢カール」に行きた〜いという女房ちゃまのトレーニングに参男を連れて大山に登った。久しぶりとなった懐かしい‘大山トレーニング’だ!
矢櫃峠から登って山頂で焼き肉を食べる予定が、山頂での風が余りにも強いために直ぐ下山し、レストハウス“丹沢MON”のベンチで休憩した。

40.草津白根山
 〜入山規制から外れた登山ルートを求めて〜

石津鉱山跡地駐車場(1480m)[6:55]→本白根山遊歩道最高地点(2150m)[8:35]→本白根山展望所[9:00]→本白根山(2171m)[9:45/10:05]→仝[11:35] 地図

2023年10月1日(solo)

草津白根山には白根山と本白根山があり、2018年1月23に本白根山で噴火し死傷者が出てから入山が制限されている。
立ち入り禁止となっているのは、御釜のある白根山であるが、本白根山も入山規制されている。

本白根山への登頂ルートがあると聞き登ってみることにした…入山規制の看板は無かったが、規制中なんだろうなぁ?
念のためにヘルメットを準備。登山道は大変歩きやすく危険箇所は無かったが、本白根山山頂付近は、100m程の藪漕ぎが待っていた。山頂も藪の中で狭く、比較的新しい山頂道標が見下ろしていた。

豆知識.「ガマズミ(莢迷)の実」は、秋になると果実は赤く熟し食用となり、薬酒にもなる。語源は、赤い実という意味の‘かがずみ’が転訛したとするものや、頬張ると噛まずに種を吐き出すためなどの説がある。
「ゴゼンタチバナの実(cf2023/7/1-2)」の名は、白山の最高峰である御前峰で発見されたカラタチバナのような赤い実をつけることに由来している。

41.鍋割山の鍋焼饂飩が食べた〜い!

寄大橋(420m)[6:55]→(ウシロ沢左岸尾根)→??→鍋割山(1272m)[10:30/11:30]→(ウシロ沢右岸尾根)→仝[13:50]
〔累積標高:890m,距離:6.8q〕

2023年10月7日(FuSy)

涸沢カールを目指す女房ちゃまのトレーニングで、鍋割山の鍋焼饂飩を食べに行った。
ウトロ沢左岸を登り、後沢乗越付近で先行した参男が行方不明になった。進む道を間違えをしたようだが、合流するまではドキドキが止まらなかった。
女房ちゃまは、初の鍋焼饂飩に大満足した様子!

42.那須岳の紅葉

峠の茶屋(1470m)[5:30]→峰の茶屋跡(1730m)[6:30/6:45]→牛ヶ首→姥ヶ平(1590m)〜ひょうたん池[7:35/8:30]→牛ヶ首→山頂駅(1680m)[10:00/10:30]⇒(那須ロープウェイ)⇒山麓駅(1390m)→仝[10:50] 〔累積標高:620m,距離:6.8q〕地図

2023年10月14日(FuSy)

那須の(全国的に)紅葉の時期が遅れに遅れたため、休暇村_那須の宿泊予定を二転三転させ、紅葉のピークに合わせた。
10月6日には、那須の朝日岳で、寒波と強風による低体温症で4人が亡くなるという遭難事故が起きた。紅葉が遅れていなければ、小生達も巻き込まれていたかもしれない!

紅葉真っ只中で好天気に恵まれる週末ということで駐車場の混雑が予想された。極力早く出発し23時過ぎに到着すると駐車場は8〜9割が埋まっており、程なく満車となったようだ。
日の出少し前に出発(トイレ渋滞で出発が少し遅れた)。登山道から見える朝日岳が半端なく赤く染まり、素晴らしいモロゲンロートを見せてくれた。
目的地の姥ヶ平や茶臼岳の稜線から見える紅葉は見事としかいいようがなく感動。ひょうたん池の逆さ茶臼岳もGOOD!
那須ロープウェイ山頂駅のテラスで小休憩。食べた焼きたてのホットドッグが美味!

豆知識.「ノハラアザミ(野原薊)」はキク科アザミ属の多年草。花期は秋で、春に裂くノアザミと区別できる。花期にも恨生葉が残っているのが特徴。アザミの仲間は多いため分類は困難。

43-1.夏目友人帳 ニャンコ先生 ドリームトミカ

2023年10月21日

トミカから夏目友人帳のニャンコ先生を模したミニカーが発売された(白ニャンコと黒ニャンコがあるらしい)。
定価¥800らしいが、人気商品で品薄らしい。なんと…参男がクレーンゲームで¥300で手に入れてしまった!

43-2.茅ヶ崎サザン芸術花火2023

サザンビーチちがさき
 ⇒神奈川県茅ヶ崎市中海岸
2023年10月21日(18:30〜19:30頃)

デビュー45周年をむかえたサザンオールスターズの楽曲にシンクロして、世界最高峰の芸術花火が打ち上がる「茅ヶ崎サザン芸術花火2022」が行われた。
今回で4度目の開催。前回までは海岸に出かけていたが、今回は自宅のルーフバルコニーで鑑賞することにした。音楽が聞こえないのが残念…海岸でも聞こえるとは限らないが!

Photo Data: CANON EOS 5DmarkIII, EF70-200mmF2.8L USM
  f105mm, F32, 180sec, ASO100

44.三ツ峠山 〜横濱登山隊で登った修験道の霊山〜

三ツ峠登山口駐車場(1310m)[7:40]→展望地→木無山(1732m)[9:05]→開運山(1785m)[9:40]→御巣鷹山(1775m)[10:00]→休[10:50/11:20]→仝[8:30] 〔累積標高:580m,距離:6.6q〕地図

2023年10月22日(team)

三ツ峠山は、奈良時代から修験道の霊山として知られてた。開運山・御巣鷹山・木無山という3つある頂の総称であり峠では無い。 展望地からの眺めは素敵だが、どの頂きも長居する様な場所ではなく、途中の‘ベンチ’で一休み!
登山口近くにある天下茶屋は有名?

45.初めての山小屋
 〜初めて泊まる山小屋といえば尊仏山荘!〜

大倉(290m)[7:40]→観音茶屋→見晴茶屋→駒止茶屋→堀山の家→花立山荘[11:40/12:25]→塔ノ岳(1490m)[13:10/7:45](尊仏山荘泊)→仝[11:40] 〔累積標高:1305m,距離:12.8q〕

2023年10月28〜29日(FuSy)

小生は、5年前に初めて山小屋に宿泊した。その山小屋が、塔ノ岳の頂上山荘である尊仏山荘である。そして今回、女房ちゃまが初めて泊まることになったのが尊仏山荘であるとは…何かの縁であろうか?

大倉から‘バカ尾根’を登り、花立山荘で月見饂飩を戴いた。塔ノ岳山頂は5年前と一緒で霧に包まれ視界は無く、此も5年前と一緒で日が暮れる頃には霧が晴れて関東平野の夜景が広がった。その後で暴風雨になるとは思わなかったが…!

豆知識.「テンナンショウ・マムシグサ(cf.2021/3/20)の実」とは、雌株に夏から晩秋にかけてできる朱色や赤色の熟した果実のことで、とてもよく目立つ。
「センボンヤリ(千本槍)の冠毛」は、秋型の花茎は頭花が閉鎖花の筒状花のみで、自家受粉すると果実となり冠毛が伸る。
「タイアザミ(大薊)」はキク科アザミ属の多年草で日本の固有種。大きい薊という意味でタイから来たものでは無い。葉の先端は尖って裂片は太く鋭い刺となり触ると痛い。

46.九州百名山巡り
 〜参男と登った九州の百名山(霧島山・祖母山・九重山)〜

2023年11月1〜5日(Sy)

九州にある6座の百名山のなかで阿蘇山と開聞岳は嘗て登頂した。残り4座のうち屋久島にある宮之浦岳を除く霧島山・祖母山・九重山に挑戦することにした。
参男を連れて、神戸から‘宮崎カーフェリー’で宮崎に渡り、新門司から‘阪九フェリー’で神戸に戻るルートを選んだ。フェリー2泊の車中2泊の4泊5日の日程で、総移動距離は、2610q(フェリー495q+454q)となった。

46-1.霧島連山(韓国岳)

大浪池登山口(1060m)[11:35]→大浪池休憩所→(西回り)→韓国岳避難小屋→韓国岳(1700m)[13:45/14:10]→(東回り)→仝[16:00] 〔累積標高:815m,距離:8.5q〕地図

2023年11月2日(ditto)

霧島連山の新燃岳が2011年1月19日にマグマ水蒸気噴火し、26日に準ブリニー式噴火(マグマ噴火)が300年振りに発生、27にはブルカノ式噴火(爆発的噴火)が52年振りに起こった。 観光地として有名な新燃池が消失し、その後も噴火を繰り返し、活発な火山活動を見せている。

火山活動の影響で、霧島連山の新燃岳と硫黄山周辺は立ち入り禁止となっている。霧島連山の最高峰である韓国岳は規制から外れており、大浪池を巡るルートで山頂を目指した。
紅葉の時期と重なったこともあり、宮崎港から直行したときには、平日にもかかわらず、既に駐車場は満車だった。
紅葉に染まった登山道を登り池辺に出ると、目の前に韓国岳が聳えていた。大浪池を上りは西回りで下りは東回りを歩くことにした。池を巡るルートから見える韓国岳と紅葉と真丸池の景色が面白い。
韓国岳の山頂からは、噴火を繰り返している新燃岳の迫力ある火口が間近に迫り、その奥には天孫降臨の山として知られる霊峰の高千穂峰が見渡せる。眼下には紅葉に彩られた大浪池が太陽の光を反射させ奇麗に輝いていた。

46-2.祖母山

北谷登山口(1110m)[7:45]→千間平→国観峠→祖母山(1756m)[10:00/10:20]→風穴→仝[12:00]
〔累積標高:770m,距離:7.2q〕地図

2023年11月3日(ditto)

祖母山は大分・宮崎・熊本の三県境に位置している。北谷登山口に車中泊して駐車場を確保…広くない駐車場は夜明けには満車となり、道路脇には車が溢れていた。
紅葉真っ盛りの千間平コースを登って展望の素晴らしい山頂に到着…周りの山名が解らな〜い。降った風穴コースは岩場が連続し梯子が設置されている。名物の風穴は20m程の深さがあり探索できるようだ。

46-3.九重連山(久住山)

牧ノ戸峠(1330m)[7:15]→沓掛山(1503m)→久住山避難小屋→久住山(1787m)[9:15/9:50]→仝[11:00]
〔累積標高:640m,距離:9.0q〕地図

2023年11月4日(ditto)

九重連山の主峰は久住山とされるが、最高峰は中岳(1791m)である。車中泊した牧ノ戸峠には広い駐車場があるのだが、夜半過ぎには満車となり吃驚!
初めの急階段と所々の岩場に最後のガレた岩場を除くと穏やかな道となっていて、眺めもよく九重連山の風景を楽しみながら散策した。三俣山や中岳などにも登ってみたいぞ!

47.みかん狩り

田代園

2023年11月12日(FuMaSy)

法要が重なって日程の調整がつけにくい中で、次男と参男と一緒にみかん狩りに出かけることができた。次男坊が運転してくれたので、超〜楽ちん!
今年は、‘バーベキューテラス’は利用せずに、一番奥の‘パラソルテーブル’に陣取ったのだが、暖かい日が続いたあとの気温低下(平年並み)の為、滅茶苦茶寒かった。 今年の蜜柑は、甘くて美味しいものが多く御機嫌!

48.UNIVERSAL STUDIOS JAPAN

2023年11月22日(FuMaSy)

‘いい夫婦の日’に女房ちゃまと次男・参男を伴って、小生初めてとなる「ユニバーサルスタジオ・ジャパン」に出かけた。
人気があって入場制限があるらしい「スーバー・ニンテンドー・ワールド」と「ワールド・オブ・ハリー・ポッター」エリアの入場確約がある“ユニバーサル・エクスプレスパス”を購入。
開園とほぼ同時に来園経験のある次男の案内で入場。ニンテンドーの土産物屋にハマって、ハリーポッターのアトラクションで頭がグルグルになった。21日にスタートした‘クリスマスイベント’のクリスマスツリーは奇麗。
凄〜く楽しかったが、滅茶苦茶に御金のかかる所だった。

49.フロントガラスが割れちゃった!

2023年11月26日

我が家の“CanBUS君”のフロントガラスが割れてしまった。
恐らく、フロントガラス交換が必要になるのではないだろうか…高額出費を覚悟しないと?
どうやら、ユニバーサルスタジオジャパンの行き帰りで割れたらしい。新東名高速道路の120Km/h区間での飛石が怪しい!

50.デュアルバルブ

黒姫野尻湖PA

2023年12月3日

愛車である“ジムニーシエラ君”のフォグランプをLEDデュアルバルブに変更した。ホワイトカラーは明るいしイエローカラーは目立つしで滅茶苦茶快適!
岳母の一周忌で北信を訪れ、長男のいる上越に寄り道した。糸魚川の‘かにや横町’で食べた紅ズワイガニが旨かった。

51.代車

横浜医療センター

2023年12月8日

愛車である“ジムニーシエラ君”が自動車検査登録制度(車検)となったので、代車に“スズキ ワゴンR FX”を借りることになった。ベースグレードなので面白い装備は無いものの、走行距離500qほどの新車でした。
今更なのだが、軽自動車とはいえ“ジムニーシエラ君”より乗り心地が良い。やっぱりAT(CVT)は好みでは無いなぁ!

52.西丹沢ロングトレイル
 〜西丹沢縦走したものの、辿り着けなかった加入道山〜

西丹沢自然教室(540m)[5:25]→ゴーラ沢出合→檜洞丸(1601m)[8:50/9:25]→犬越路→大室山1587m)[13:25/14:00]→用木沢出合[16:30]→仝[17:05] 〔累積標高:1830m,距離:16.8q〕地図

2023年12月10日(solo)

1ヶ月ぶりとなる山登りで、西丹沢の縦走に挑戦した。檜洞丸→大室山→加入道山を巡るルートで、11時間以上のロングトレイルとなるが、日没(4:28)前には下山することにした。
大室山でタイムリミットとなったので、加入道山を断念し犬越路を経由して下山した。

終日の好天気に恵まれ、星空を見上げながら登山開始。檜洞丸では富士山をバックに即席麺で腹ごしらえ。大笄へ向かう途中のドッケで写真撮影中に1m程滑落してしまった。手足を擦り剥いた程度だったがモチベーションダウンしペースダウン…根性なしだ。 犬越路で気を取り直し大室山へ向かった。ペースが上がらず、タイムリミットも迫り、かなり疲弊してしまった。膝の痛みも出てきたので大室山を最後に下山することにした。
山北藤野線の倒壊した橋が修理されていた。

豆知識.「エナガ(柄長)」はエナガ科エナガ属に分類され、コロンとした丸い体に長い尾羽が着いた日本で二番目に小さいといわれる小鳥。尾を柄杓の柄になぞらえたのが和名の由来。 亜種の‘シマエナガ‘は北海道に生息しており、人気キャラクターとなっている。

53.景信山を目指して!

日影林道口(260m)[6:00]→(いろはの森)→高尾山[7:20/7:45]→城山[8:45/9:25]→景信山(727m)[10:15/11:25]→仝[12:30] 〔累積標高:795m,距離:9.7q〕地図

2023年12月17日(FuSy)

北八ヶ岳に行く予定だったが、雨が降り雪は無く風が強いため断念。ほぼ1年ぶりとなる高尾山のコースを、日陰林道から高尾山・城山・景信山へと周回した。
それぞれの頂で休憩を多めにとり、ゆっくりしたペースで歩いた。‘TOKYO八峰マウンテントレイル’が開催されており、トレランの選手が走り抜けていった。

54.遭難しかけた天狗の奥庭
 〜風速10m/s以上で-13℃の中を彷徨った天狗の奥庭〜

唐沢鉱泉(1880m)[7:05]→第一展望台(2416m)[8:55]→第二展望台[9:50]→天狗岳〜西天狗(2646m)[10:40]→東天狗(2640m)[11:20]→天狗の奥庭???→黒百合ヒュッテ(2400m)[14:10]→仝[16:40] 〔累積標高:900m,距離:7.7q〕地図

2023年12月23日(solo)

八ヶ岳連峰は夏沢峠を境に北八ヶ岳と南八ヶ岳に分けられる。天狗岳は北八ヶ岳の最高峰であり、西天狗岳と東天狗岳という2つのピークが存在する。
天狗岳へ今季初の雪山登山に出かけた。今期は雪が少ないとのことで、一寸油断があったのかもしれない。

唐沢鉱泉からチェーンスパイクを着け、第二展望台手前で12本アイゼンを履いた。岩の露出した急登を登り西天狗岳に到着。気温は-13℃で風は強く展望は無いため、休むことなく鞍部を越えて東天狗岳へ向かった。 東天狗岳では風が更に強く、身構えないと立っていられなかった(風速10〜15m/s)。早々に天狗の奥庭を通って黒百合ヒュッテに向かった。
天狗の奥庭で道に迷った。露出した岩と雪で登山道が解らない。僅かな踏み跡も風でかき消されている。迷い迷ったあげく決死の覚悟(大袈裟?)で岩山の横を越えた。 安心したのも束の間、行く手を岩山と雪を被った灌木に遮られ、ルートを探して同じ処をグルグルと回っていた。滑って腰をひねり痛めた。転倒して膝を強打し、マグボトルを紛失した。寒さで指先の感覚がなく、スマ−トホンも機能しなくなった。
偶然見つけることができた僅かな踏み跡を辿って、疲弊しながら黒百合ヒュッテに辿り着いた。

55.ピッケル&アイゼンワーク 木曽駒ヶ岳千畳敷カール
 〜山岳ガイドが指導する雪山登山技術実践講習会〜

2023年12月27日(event)

モンベルで企画された“山岳ガイドが指導する雪山登山技術実践講習会”のピッケル&アイゼンワーク木曽駒ヶ岳千畳敷カールに参加した。
千畳敷駅から目と鼻の先の斜面で、午前中はピッケルワークで午後はアイゼンワークの練習をおこなった。
標高日本一の駅である千畳敷駅からは、南アルプスの百名山十座のうち九座が見渡せる…何時の日か制覇するぞ!